撃った生徒は駆けつけた学校の警備員に撃たれ、まもなく死亡した。
米東部メリーランド州セントメアリーズ郡にあるグレート・ミルズ高校で2018年3月20日朝(日本時間2018年3月20日夜)、銃撃事件があった。米メディアが警察当局の話として伝えたところによると、同校の生徒が発砲し、男女2人の生徒が撃たれて負傷した。撃った生徒は駆けつけた学校の警備員に撃たれ、まもなく死亡した。
同郡が出した声明では、事態はすでに沈静化しており、地元警察が現地に駆けつけている。
同郡は首都ワシントンから南に約110キロに位置する。動機や犯人と負傷者の関係など詳細は不明だ。同郡が出した声明では「高校は封鎖され、現在、同校に来ないようにして欲しい」と記されている。
米国では先月、フロリダ州南部パークランドのマージョリー・ストーンマン・ダグラス高校で銃乱射事件が起き、生徒ら17人が死亡。銃規制の議論が巻き起こり、全米の高校生が2018年3月24日、首都などで大規模な集会を開くことを計画している。