オナニーマスター黒沢(―くろさわ)とは、新都社より発行されている伊瀬カツラによるスクールオナニー(学校でオナニーをすること)の参考書。YOKOにより漫画化もされた。自慰扇情ヘヴンズドアという物語の形式をとっていることや、ウェブ上に無料で公開していることから莫大な人気を誇っている。略称は「オナマス」、「ナマス黒」。また、2009年9月1日に双葉社によって「キャッチャー・イン・ザ・トイレット!」として書籍化されている。タイトルが変わった理由は大人の事情により[ お察し下さい。]
女子トイレの個室に籠もり、オナニーをすることが日課であるどこにでもいる中学生黒沢翔が思春期特有の問題と向き合い、それを乗り越えていくことで強くなっていくという。
変態的なタイトルとは裏腹にシリアスな展開も多く、特に後半では学園物の小説や漫画では逃げられない呪縛である青春を感じさせる内容になっているため、暗い青春を過ごした者には鬱を強く感じるストーリーとなっている。終了後になんだか切なくなるという点はこの作品とオナニーの共通点である。そのためオナニーの代替としてこれを読む者もいる。
これによりスクールオナニーのハードルが下がり、主人公である黒沢をリスペクトし自分も個室でオナニーをしようという学生(スクールオナリスト)が全国に出現した。しかし現実はそうはいかずに、人の来ないトイレというものはなかなか少なく結果として往来の多い女子トイレに侵入を試み、ばれてしまうケースが後を絶たなかった。
また、帰宅を得意とする放課後暇な人たちにとって知名度が高まり、女子トイレはオナニーをする男性であふれかえった。そのため放課後トイレでタバコを吸えなくなってしまった女子高生たちが一服の時間を返してくれと教師に訴えたケースもあった。
さらにエスカレートしたケースでは女子生徒の制服や体操着にぶっかけるといったかなり悪質なものもあった。なお、本編で黒沢が行った女子生徒の持ち物に行ったぶっかけは悪魔でも脅しを受けた上での止む無い制裁であり、性的興味から行ったものではない。
以上のような事例よりPTAよりウェブ有害図書に指定され、それでもPTAのママゴンたちは満足しなかったため2009年4月7日に公開しているウェブサイトの閉鎖が決まった。大勝利!
外伝に『オナニーマスター小林』が存在する。
黒沢 翔(くろさわ かける)
長岡 圭史(なかおか けいいち)
北原 綾(きたはら あや)
滝川 マギステル(たきがわ まぎすてる)
須川 麻衣子(すがわ まいこ)
ピザ太(ぴざた)
原田 あゆみ(はらだ あゆみ)
野宮先生(のみやせんせい)
小林隆太(こばやし りゅうた)
西本エリカ(にしもと えりか)
内藤恭子(ないとう きょうこ)
屋代摩子(やしろまこ)
山田光義(やまだみつよし)