上島竜兵とは、日本のお笑いトリオ「ダチョウ倶楽部」のメンバーである。
1961年1月20日生まれ、兵庫県丹波市出身
主な愛称は「竜ちゃん」または「竜さん」。自分が(芸能人として)先輩か後輩かで敬称が変わるが、太田プロの後輩である有吉弘行や土田晃之らは、酒の席上で数々の失態を見せられたこともあってか、単に「上島」と呼ぶことも多い。
もともとは役者志望だったが、養成所で出会った寺門ジモンに誘われて、コント赤信号のリーダーとして人気沸騰中だった渡辺正行のもとを訪ねたのがきっかけで芸人になる。ここで、肥後克広と南部虎弾を紹介されてダチョウ倶楽部の基礎ができあがり、現在にいたっている。
ものまねを得意とする肥後、筋肉と焼肉自慢の寺門に比べると、リアクションだけで何も芸がないと思われがちで、自身も「代表作、これといって無し。」と自虐ギャグ的に語ることもあるが、実はお約束のパターンの起点となっていることが多く、個人でトークバラエティ型の番組に出演した際にもたびたび披露される。代表例はダチョウ倶楽部の記事を参照。
また、インパクトでは肥後に劣るが、ものまねもこなせる。中でも西田敏行の顔真似は、本人が兄弟のようだと絶賛し、西田主演の映画や宝くじのCMで共演するような類似ぶりである。他にも、大仁田厚、野村沙知代などの顔真似が主なレパートリー。あくまでも顔真似だけで、声は似ていない場合が多い。野田佳彦が内閣総理大臣を務めていた頃は、顔が似ているということで意欲的にものまねへ挑戦していた。
兵庫県出身だけあってか、阪神タイガースの大ファン。芸能界の私設応援団「中野猛虎会」では書記の肩書を得ているが、知識量よりも愛着というスタンスで選ばれたようにみえる。