地球(ちきゅう)とは、百聞は一見にしかず、外を見てみよう。それが地球である。
地球とは、我々が暮らす星である(あなたが宇宙人でなければ)。宇宙船地球号と呼ばれるように、人類共有のかけがえの無い財産であり、よく愛によって救われている。
太陽系に属し、内側から数えて三番目の惑星である。「太陽系第三惑星」と書くと何やら中二病的である。
地球は太陽から1.000天文単位の距離を、1.0007年で公転している。また、自転周期は0.9973日である。このように、いずれも極めて1に近い値を取っているという奇跡的は驚嘆に値する。地球は神が創った惑星であるとする説にも頷くことができよう。
地球はただただ大きいことは分かっているが、実際にどれくらい大きいのかは判明していない。相当大きいことは分かっているので、おそらく右の画像ぐらいの大きさはあるだろうと思われている。
体重計を地面に逆さまに置いてみよう。それで地球が体重計に乗っかり、地球の重さを計っていることになる。体重計の針は500グラムぐらいを指すため、地球は意外と軽いことがわかる。
地球の内部がどうなっているのかは長年にわたって謎とされてきた。実際に地球の内部を見た者がいないためである。そこで地表面での地震波の計測などによって、地球内部は灼熱の地殻とマントルによって構成されていると予測された。そして近年、それを確かめるべくNASAが室伏広治に頼んで実際に地球を割ってもらったところ、概ね予想通りであることが確認できた。地球割りに伴い天変地異が発生し、割る前と元に戻した後で人口に食い違いが見られたようであるが、学術研究優先のため細かいことを気にしてはいけない。
「地球は唯一、生命が存在する惑星である。」と書けば、「地球の中の人類、大宇宙を知らず」と多くの異星人に笑われるだろう。
生物の体を構成しているのは有機物であるが、地球上の有機物には限りがある。そのため、地球における生物史は、限られた有機物の奪い合いの歴史でもあった。現在は人類が爆発的に数を増やしており、このままでいくと地球上の有機物は全て人体に費やされて枯渇し、動植物が絶滅して生態系が壊れ、人類は自滅するものと予測されている。
地球はこれまで何度も「終わる」と言われてきたが、一向に終わってない。一説には隕石衝突で、また一説には宗教的な預言で、何度も終焉が予想されたが、逞しい地球はそんな予想を跳ね除けてきた。世の中の負け組の「地球終われ」の願いも虚しく、地球は今日も健在である。