夢精(むせい)とは、「夢見る妖精(ドリーミン・フェアリー)」の略である。
夢見る妖精(以下、夢精)は、太陽が出ている間は、イーン・ノゥ(ケルト語で「叩くと痛い場所」の意味)の内部のコーガン(ケルト語で「2つある物」の意味)に暮らしているとされる。夢精達は日が沈むと目を覚まし、細い道を通ってこの世に姿を現す。この瞬間、世の少年たちは、何とも言えない幸福感を味わうとされる。
妖精研究家達の論文によれば、夢精は、可愛らしい羽の生えた、裸の幼女や女子高生の姿をしているそうである。妖精が来た瞬間大概の人は驚きをもって気付くことができるも、我々が実際に目にする事が出来るのは、パンツにこびり付いた白濁液状の彼女達の死体だけである。そのため、少年達は激しい絶望感と罪悪感に襲われ、誰にも気づかれぬように彼女達を洗面所で弔うのである。
ちなみに一部の人達はその死体から烏賊の臭いがするという証言があり、夢精は烏賊を主食としているのではと一部研究家から指摘されているものの実態を見たものがおらず、憶測の域を出ていない。
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