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女子生徒20人盗撮で懲戒免職 マジメな高校教師の“裏の顔”

先生、信じてる」

教え子から慕われていたという高校教師には、“裏の顔”があった。

自校の女子生徒20人の胸元やスカート内の下着盗撮したなどとして、大阪府立貝塚高の南智広(25)が2018年3月29日、府教育庁から懲戒免職処分を受けた。

同庁などによると、南は2015年に採用され、同校で国語を教えていたが、2016年4月から2017年11月までに、女子生徒20人を含む40人程度の女性盗撮していたという。ところが2017年11月、電車内で20代の女子大生の胸元を背後から数分間、スマホ盗撮していたのが見つかり、府迷惑防止条例違反の疑いであえなく“御用”に。

スマホ画像データは保存されていませんでしたが、本人が『40人程度の動画や写真を撮影しました』と認めたため、逮捕されました。南が初めて盗撮したのは、採用からわずか1年の2016年4月、大阪市内で行われた野外のイベント会場です。押収された彼のパソコンからは、女子生徒らの生々しい画像や動画が発見されている」

南は「少しであれば、生徒のスカート内が写っていても大丈夫かなと思った」「ダメなことと分かっていたが、太もも、スカートの中を見たかった」「やめられなかった。思慮が足りなかった」と反省の弁も口にしているというが、そんな“盗撮魔”も、生徒や同僚の信頼は厚かったというから、逆に怖い。

逮捕された2017年11月当時、SNS上には「先生は悪くない」「盗撮なんか100%していない」「お願いだから帰ってきて」なんて生徒とおぼしき複数の書き込みが。

同校の教頭も「非常に一生懸命で、保護者にも信頼されていました。普段の言動からは、そんな“性癖”がある人物とは気づけませんでした」と話していた。

周囲からは「まじめ」と見られていたが、裏の顔があったわけだ。授業をしながら何食わぬ顔で生徒を“物色”していたと思うとゾッとする。


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