宇宙(うちゅう)とは、まさに自分達のいる場所のこと。違うと言う人は病院に行きなさい。ながらく神や空気と同じような架空の存在であると考えられてきたが、宗教の崩壊により徐々にその存在が認められつつある。
宇宙には、昔から大きく分けて 3つの存在方式があると考えられてきた。
ひとつは永久に続く宇宙という考えであり、したがって「宇宙に始まりはない」とするものである。これは道教の祖である老子が考案したものであるが、仏教徒の信じる無常観に阻止された。
これに対して、ジョージ・ガモフは「宇宙はビッグバンにより生まれた」とする屁理屈をでっちあげたことで知られない。
20世紀初頭に、天文学者エドウィン・ハッブルは宇宙がつねに膨張していることを発見したが、ここからもたらされる帰結は「宇宙はフーセンガムのようなものだ」ということであった。
もしも宇宙がガムであるとすれば、当然それは銀紙で包まれていなければならない。ガモフは初期に宇宙を包んでいた銀紙が、その電磁波を反射する性質により、現在でも微弱な電波として観測できるであろうことを予言した。
この電波は「キツい、キタない、金じゃなくて銀紙」の 3つの K をとって「3Kの黒体放射」と呼ばれる。1964年にペンジアスとウィルソンがこの微弱な電磁波を観測したことにより、この予言は現実のものとなった。かくして、世界は一瞬にして恐怖のどん底に叩き落とされたのである。
現在では、ガムを噛んだらくずかごへ捨てることはなかば常識となっているが、実際にそうなってしまったら我々はとんでもないことになる。しかし宇宙も他のガムと同じ運命を辿ることは明らかであるため、これを少しでも遅らせるためには、我々宇宙の中にいる人々が金属等で膨張を阻止させるよう努めなければならない。実際、アメリカやロシアを始めとする太陽系内地球の多くの国々では、人工衛星という金属片を宇宙に投げ込むという壮大なプロジェクトに取り組んでいる。
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ヤバイ。宇宙ヤバイ。まじでヤバイよ、マジヤバイ。
宇宙ヤバイ。
まず広い。もう広いなんてもんじゃない。超広い。
広いとかっても
「東京ドーム20個ぶんくらい?」
とか、もう、そういうレベルじゃない。
何しろ無限。スゲェ!なんか単位とか無いの。何坪とか何?fとかを超越してる。無限だし超広い。
しかも膨張してるらしい。ヤバイよ、膨張だよ。
だって普通は地球とか膨張しないじゃん。だって自分の部屋の廊下がだんだん伸びてったら困るじゃん。トイレとか超遠いとか困るっしょ。
通学路が伸びて、一年のときは徒歩10分だったのに、三年のときは自転車で二時間とか泣くっしょ。
だから地球とか膨張しない。話のわかるヤツだ。
けど宇宙はヤバイ。そんなの気にしない。膨張しまくり。最も遠くから到達する光とか観測してもよくわかんないくらい遠い。ヤバすぎ。
無限っていたけど、もしかしたら有限かもしんない。でも有限って事にすると
「じゃあ、宇宙の端の外側ってナニよ?」
って事になるし、それは誰もわからない。ヤバイ。誰にも分からないなんて凄すぎる。
あと超寒い。約1ケルビン。摂氏で言うと-272℃。ヤバイ。寒すぎ。バナナで釘打つ暇もなく死ぬ。怖い。
それに超何も無い。超ガラガラ。それに超のんびり。億年とか平気で出てくる。億年て。小学生でも言わねぇよ、最近。
なんつっても宇宙は馬力が凄い。無限とか平気だし。
うちらなんて無限とかたかだか積分計算で出てきただけで上手く扱えないから有限にしたり、fと置いてみたり、演算子使ったりするのに、
宇宙は全然平気。無限を無限のまま扱ってる。凄い。ヤバイ。
とにかく貴様ら、宇宙のヤバさをもっと知るべきだと思います。
そんなヤバイ宇宙に出て行ったハッブルとか超偉い。もっとがんばれ。超がんばれ。