『尖閣諸島』とは、沖縄県石垣市、東シナ海の南西部(八重山諸島の北方)にある島嶼である。
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魚釣島、久場島、大正島、北小島、南小島、沖の北岩、沖の南岩、飛瀬といった島や岩礁を含んで構成される。
以前は鰹節工場があり、248人ほどの日本人が住んでいたが1940年に閉鎖され、現在は無人島となっている。今も工場跡や船着き場などの施設が残っている。
中華人民共和国では釣魚島と呼んでおり、中国との領有権でしばしば荒れる。
また、台湾(中華民国)では尖閣諸島を釣魚台列嶼と、魚釣島を釣魚台島と呼んでいる。
ちなみに、ほとんどの国の表記は「senkaku」であり、韓国の表記も「센카쿠 열도(尖閣列島)」である。
1978年に政治団体・日本青年社が魚釣島へ持ち込んだ山羊が大繁殖し、食害により生態系破壊がかなり深刻になっていると見られる。しかし政治的理由により上陸できない状況のため、駆除できないでいる。