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TOKIO山口達也（46）が2018年2月、都内の自宅マンションで、女子高生に無理やりキスをするなどしたとして、警視庁が強制わいせつ容疑で書類送検をしていたことが2018年4月25日、分かった。山口達也は容疑を大筋で認めている。被害者とは既に示談が成立し、和解しているという。女子高生と知り合ったとみられるNHK・Eテレ「Rの法則」は打ち切りが濃厚。ほかのレギュラー番組も放送見送りが相次ぐ。人気グループのメンバーが起こした事件は波紋が広がっている。
捜査関係者などによると、2018年2月、東京都港区にある山口達也の自宅マンションを、「Rの法則」で知り合った女子高生が友人とともに訪問したという。そこで、山口達也は女子高生に酒を勧め、キスをした。驚いた女子高生は友人とともにマンションを後にし、その後、警視庁に被害届を提出した。
警視庁では、任意で慎重に捜査を進めてきた。取り調べに対し、山口達也は「酒を飲んで覚えていない」との供述もしているが、大筋で容疑を認めているという。先週、書類送検した。
この日夕、事務所は文書を発表した。「お酒を飲んで、被害者の方のお気持ちを考えずにキスをしてしまいましたことを本当に申し訳なく思っております」と、容疑を全面的に認めた上で被害者に謝罪。そして「被害者の方には誠心誠意謝罪し、和解させていただきました」と、既に被害届を取り下げる手続きが行われて示談が成立し、和解したことを報告した。
また、山口達也が女子高生に酒を勧めたということには、事務所は「女子高生は飲酒はしていない」と説明している。
NHKは「Rの法則」の2018年4月25、26日の放送中止を発表した。関係者によると、知り合ったきっかけが同番組だったことから、打ち切りが濃厚だという。
また、捜査関係者によると、今回の事件は「Rの法則」の打ち上げの後だったという情報もある。
山口達也はこの日、都内で[[フジテレビ]系「TOKIOカケル」（水曜午後11時）の収録に臨んだが、報道陣の取材には応じなかった。今後の山口達也の芸能活動については、所属事務所は「協議を重ねていきます」としている。
2016年8月、山口達也がジャニーズ初という異例の離婚会見をした際には「自分の口で全てを伝えたい」として取材陣の前に立った。そこで「息子2人がものが分かる年齢になっている。これからも子供を守っていきたい」と強い決意を語った。だが、今回は自らの行為で、守るはずだった子供たち、そして多くのファンを悲しませてしまった。今なら何を語るのだろうか。
ジャニーズ事務所のタレントは、少年少女に夢を売るのが仕事だけに、今後の影響が心配される。
