恫喝とウソばかり。安倍晋三政権にはロクな大臣がいない。
米ジョンズ・ホプキンス大の北朝鮮分析サイト「38ノース」は2018年4月2日、河野太郎が2018年3月31日に高知市で開いた講演で「(北朝鮮が)次の核実験の用意を一生懸命やっているというのも見える」と断定したことに反論。北朝鮮北東部・豊渓里の核実験場では「過去数カ月に比べて活動は大幅に減少している」とする分析を発表した。
河野太郎はこの講演の中で「さまざまな情報」から、「北朝鮮の核関連施設周辺での動きというのは、いまだに続いているというのがかなりはっきりしている。核実験をやった実験場で、一生懸命トンネルから土を運び出して、次の核実験の用意を一生懸命やっているというのも見える」と発言していた。
これに対し、38ノースは、2018年3月23日に撮影した核実験場の人工衛星画像を分析した結果、活発化していた西側坑道の活動が著しく低下していると強調。河野太郎発言を「非常に異なる様相だ」と指摘した。
赤っ恥をかいたのは河野太郎だ。「さまざまな情報」は何だったのか。北が米中韓との対話に舵を切り、日本だけが取り残されて焦っているのだろうが、「フェイク」で危機をあおるのはやめてほしい。