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無職童貞

無職 童貞(むしき わらさだ、「わらべさだ」とは呼ばない。×むしょくどうてい)は、戦国時代に脳内活躍した武将である。新人(にいと)と号した。幼名は引之介(ひきのすけ)。官位は従九位下、役職は自邸衛士。

生涯

幼少~少年期

戦国時代、京の都で無職親仁の長男として生まれる。母の名は可穂五と伝わる。幼少時、寺子屋に通うが、体格が劣っていたため「骨川筋衛門」と渾名をつけられた。女子(おなご)にはモテナイどころか知り合いすらできず、色男には馬鹿にされ、悲惨な幼年期を過ごした。この経験が、後に彼が活躍の場を現実ではなく脳内と決定づけることになる。

成績はせいぜい並であったという。「学歴なんて関係ない」「勉強したら負け」ということだったらしい。

寺子屋を修了した後、仕官。しかし、同僚の女子に「え~まだ交わったことないんだって~」「未経験が許されるのは寺子屋生までだよね~」と嘲笑されたことをきっかけに、一念発起して蘭国妻(だっちわいふ)を購入する。この時代売春は自由であり、オンナを買うこともできたであろうが、「プロで筆おろししたら負けかなと思ってる」ということらしい。

青年期

その後、初陣の時を迎える。しかし「戦したら負けかなと、思ってる」らしく敵と刃を交えることなく勝手に退却。合戦で手柄を立てないとなけなしの所領安堵も保障されないはずだが。「一所懸命になったら負けかな、と思っている」とういことだそうな。

そんな調子では所領召し上げではないかと思われるが、彼が唯一活躍した場面もあった。籠城戦である。三年を超える籠城戦で味方が疲弊しつくしている状況下、彼は籠城をむしろ楽しんでいるようにすら見える日々であった。そんな影響で味方の士気が衰える事は無かった。我慢が出来なくなった敵は「生涯引き篭もっているがよい。あふぉ」と捨てセリフを残し兵を引き上げたので勝手に勝利が確定した。主家滅亡の危機を救ってしまったため、他に手柄がないにもかかわらず特別に所領が安堵されることとなった。

武将なら側室すら持ち、好き放題侍女を夜の伽に侍らせることが出来た時代。しかし彼は「リアルのに恋したら負けかな、と思っている」と、側室としてアニメゲームキャラを次々に俺の嫁認定して脳内恋愛を楽しんだ。現実では「二股掛けたら負けかな(ry」ということで正室として蘭国妻一体を愛し続け、その名の如く童貞を貫いた。

様々な修行を重ねた結果、ある日「働いたら負けかな、と思ってる」という悟りの境地にたどり着き、屋敷から外出することすらなくなった。彼の主君は「貴殿に閉門の沙汰を下した覚えは無い、自由に外出してよいのだぞ。むしろ真面目に出仕せんかい。」と文を送った。同輩の佐良利満は「新人は武将のクズ」と罵る。慌てて寺院に相談に行った新人は、医学僧から「気虚の病なれば、休養が肝心」とのお墨付きを得てそれを提出、公式に休みが認められた。こうしてその氏名のごとく事実上無職となり、早すぎる隠居生活が始まった。

壮年期以降

その後から脳内大活躍が始まる。冴え渡りすぎる行政手腕、切れすぎる知略、華麗すぎる武芸、上手すぎる采配で大活躍をし、領地を日本一富んだ国に育て民からは英雄と慕われ、敵勢力は謀略にかかりあっけなく降伏、無敵を誇った豪傑を数多討ち取り、自軍の十倍の敵を何度も打ち破り、天下統一すること32回、世界征服すら12回も成し遂げた。英雄は色を好むもの、側室に世界の美人を何十人も侍らせ、その絶技すぎるテクニックで彼女らを痺れさせ、生ませた子は百人を超えるという。古今東西を代表する、歴史に永遠に語り継がれる大英雄となったそうな。

現実は、小さな「自宅庵」に篭りっきりで戦国ゲームや恋愛ゲーム、ニコニコ動画2ちゃんねる、成人映像に興じる毎日を過ごした。外出するとしても希に秋葉やこみけに行くくらいであった。日本引き篭もり協会から美女が派遣され外に連れ出そうとするが、「やらせてくれないオンナについていったら負け(ry」といって拒絶した。脳内で活動する方が余程幸福だったのであろう。

晩年

さらにその後の消息は不明であるる。ただ、彼の書き残した「不労苦」(ぶろうぐ)と題した日記があり、大半が彼の脳内活躍ばかり記されているが、一部現実の生活ぶりが記されている。

実は、彼は海を渡り無職童帝ウプレカスになったとする説もあるが、謎である。

エピソード

不敗の武将

真の侍

智将

超忍者

人生計画の熟練者

禅の達人

関連項目


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