童貞(どうてい、dortay)とは、生まれてこのかた一度も性行為(野外が好きかな)に恵まれた事の無い、または経験が無い、神や妖精にもなりうる純粋で汚れなき聖なる男の事をさす。優しくて強い存在である。偶発的に数回経験したが、それ以降はサッパリという男を指すこともある。後述の工作員に煽動されてしまった男は童貞であるという事を羞恥と思い込み、女を作ってチョメチョメする事を目標に日々戦っているのである。それをしないと、パソコンの前に座り込み、韓国に対し反感を持ち、無能なくせに政治や芸能人を批判するようになるため、童貞は性格に問題がある。世論調査によると、日本人の童貞の9割以上が2ちゃんねらーである。また、日本人以外の童貞は皆年齢が一桁である事は自明の理である。
「ブルータス、お前もか!」
〜 童貞 について、ガイウス・ユリウス・カエサル
「あきらめたらそこで試合終了だよ」
〜 童貞 について、安西光義
「斯く言う私も童貞でね・・・」
〜 童貞 について、合田一人
「童貞も守れないやつに女が守れるのか?」
〜 童貞 について、元横浜市立男子寮 三浦
「絶対に負けられない戦いが、そこにある…J.D.K!!」
〜 童貞 について、地獄童貞甲子園
「私は童貞だ」
〜 童貞 について、マクシミリアン・フランソワ・マリー・イジドール・ド・ロベスピエール
「石(香取石松)は生涯童貞だっただろうよ、菊ちゃん(高嶺菊)との愛を貫いて・・・」
〜 童貞 について、志那虎一城
生涯、女性と性行為を行わなかったとされる古代ギリシャの思想家ドゥー・ティに因んで、性行為の経験のない男性を指す言葉として紀元前6世紀の前半には使われ、6世紀の前半に唐に伝播され、そこで初めて童貞と呼ばれて日本には9世紀の前半に伝えられたとされる。
また、童貞とは女性器を通過したことが無い者、とされることもある。この立場をとる学派によると、帝王切開で生まれた者こそが真の童貞であり、世界をアナスタシアへと導く資質があると言われている。(帝王=救世主説)
最近では童貞じゃなくなる、通称卒業する年齢が徐々に下がってきて、中高生のカップルはほぼ全てがコッソリやっちゃっており、もっと酷いことに小学生でもやっちゃっているらしい。このままでは日本の婚前交渉は幼稚園児にまで浸透するのももはや時間の問題である。これで日本も安心だ♪。
なお、童貞のまま三十路になると、自動的に魔法使いへクラスチェンジできる。一部ではクラスチェンジと間違えてトランスフォームしちゃう奴もいる。
童貞を迎える年齢により、来世に生まれ変われる世界の選択権利が与えられる。
グリゴリー・ネストルさんは116歳だが童貞を貫く。その姿はもはや神である。また、西暦紀元前98,038年11月10日に生まれたとされるデーモン閣下も童貞を経て魔界の神になったのではないかとする説もある。
DQNと戦うときに使用されるが、童貞を失うと永遠に使えなくなり(最近ではオナニーをしても同様だとの報告がある。) キス、ペッティングしただけでも、1年間使用不能になる。
かっこよく童貞と告白。これは卒業しようと思っていない場合に有効。
さて、世の童貞の野郎共に卒業するためのヒントを与えよう。親しい異性がいない場合は、悩むくらいならさっさと風俗へ、と言ったら身も蓋もない。
まず、童貞で悩まない男がいるのはなぜか?である。これは女の方が男を呼ぶ、「モテる」男がいるからである。また、信じられないかもしれないが、小学生のうちに既に性教育が済んでいて「女の誘い方がわかっている」男子もいる。近親相姦などで。だから、つまらないことはさっさと忘れよう。
では、異性と親しくなるにはどうすればいいか?アダルトビデオを見ると、男優は大抵デブで不細工である。女はともかく、男は顔ではない。体型である。でかい男はモテる。ではチビは?まあ世の中、女の方が体型は小さいので、あまり気にする必要はなかったりする。こういう場合は、むしろ他の男の方が問題だったりする。
で、何とか親しくなろう。おとなしい人間なら、見られた相手は悪い気はしない。思い切って交際を申し込んでみよう。うるさい人間ならここに書く前に手も出ているだろう。
さて、親しくなった相手に、発情する関係になるのは生命の道理。彼女が発情しているなら、彼女は本能的には「されても」構わないことになっている。あとは「持ち込む」だけである。両者、既に我慢できない。こうなれば、あとは、ほっといてもくっつく筈なのだが、
ここで、本当にその相手でいいか?と考えるような理性があるなら諦めよう。人間は、発情イコールセックスではないのである。いったん人間を捨ててケモノになる必要がある。エッチにスキンシップしてみよう。ただし半端なスキンシップで中断すると、その後に発情した彼女に害虫が寄ってくる。これは彼女が本能で男を呼びこむため。
それはさておいて、「これ」と決めた彼女と行為に及ぶための場所はどうすればよいか? と考えてみると、色々浮かんで来る筈である。
スリルを求めたいのなら実家に連れ込むという方法もいい。いつ親が入ってくるか分からない恐怖がさらに自分を加速させる事必至である。
中にはマニアアックに野外、トイレなどで犬くん猫さんよろしくズッコンバッコンやるのもいいだろう…できるものならやってみろ。
一般的には「絶対何もしないから」と言いつつ彼女をホテルに連れ込むというのが安全かつ卒業への近道だが、カネがいる上に基本的に成人している必要がある。つうかそりゃただのナンパだろ。
ま、そんなケダモノな諸君は脇に置いといて、純粋な君たちはロマンティックな雰囲気を醸しつつがばあっと行きたいところだろう。 「でも魅力が無い」「キャラじゃない」そんな時こそクリスマスである。あの聖夜……いや性夜は、今の日本では行為をする日と決まっており、性夜を制するものが卒業できると言っても過言ではない。つまりはそういうことだ。健闘を祈る。
(語り:磯野波平)
人類が、増えすぎた人口を抑制するため、童貞を推奨するようになって40年が過ぎた。国際連合をはじめ各国政府が童貞推奨策を取っているが、いまだ国民への啓蒙は進んでいない状況である。それに加え、地球人口はすでに70億人を超えてしまい、このままでは人類滅亡の日も近いとさえも言われている。この事態に米国をはじめ先進諸国を中心に童貞優遇策が推進され始めた。例を挙げると「童貞者には所得税の減免」や「大学への優先入学を取る」等々様々なものがある。
しかし、童貞に該当するかどうかを第3者が見分けることは難しく、不正行為もあとを絶たない。そのほかにも、米国中心のグローバリズムに反対するテロ組織による妨害活動が続いており、その前途は多難をきわめている。テロ組織の主な目的は地球を人口爆発で破滅させることにあり、その目的に反する存在である童貞は彼らの敵である。また、彼らテロ組織は「童貞はカッコ悪い」「童貞はダサイ」といったプロパガンダを続けており テレビ局、雑誌社などのマスコミをはじめとして各界に工作員を送り込んでいて政府の童貞推奨政策を妨害しつづけている。そのため、議員の選挙で人類童貞化推進論者と反童貞活動家が争った場合は、後者が当選するという現象がおこってしまう。このままでは地球環境が限界に達してしまうことは明らかだが、根本的な解決策が見えていないのが現状である。
しかしながら、解決策の候補となるような事例はいくつか報告されている。その一つが、近年になってこれまでに何度も彼女を作っていて、さらには嫁として娶った女性もいるのに彼女達には例外なく穴が無かった」という悲劇(喜劇)に見舞われる者が急増していることである。しかし、穴自体は医療技術の発達によって外部から移植可能であり、大きな問題とはなっていない。また、前述の「穴の無い女性」にのみ魅力を感じる者も急増しているという現象も無視できない。
彼らにとっては街を行く女性はただのサルにしか見えないため、どれだけ侮蔑しようとも「獣姦するくらいなら童貞のままでいい」と取り付く島もない。まだまだ少数派であるが、童貞でありながらも性欲は満たされ、かつ人口増を決して引き起こさないという意味で、問題の解決策としての決め手の一つとして期待されている。
童貞は定義上、交尾による繁殖が不可能であり、常に大きな淘汰圧に曝されている。にも拘わらず近年は増加傾向にある。生物学的には存在し得ない傾向であり、未解決問題の一つである。通説によると平面的な異性を配偶者として誤認した結果と考えられているが、広義の単為生殖による増殖として解釈を試みる学説もある。ただし、基本的にオスは子孫を残すことはできず、単為生殖で増殖しているのはエロコンテンツの方であり、新たな童貞を再生産するフィードバックループを形成しているとみられている。
タコのオスは交尾をした段階で体力を使い果たして死亡する。つまり存命中のタコのオスは、全てが童貞である。交尾しないタコは、そのまま死ぬまで成長を続ける。巨大なタコは、長きに亘って童貞を守っている証である。
平家蟹とは甲羅に浮き出た人面により平家の怨念と恐れられ、人間に捕食されずに生き延びた蟹である。より人面に近づいた蟹ほど捕食されない為、甲羅の人面模様は、どんどん強く、濃くなっていった。これを「人為淘汰」と言う。
童貞も長い間、捕食されずに生き延びている点では「人為淘汰」に該当するだろう。ただし、童貞自身が種を残せない為、平家蟹のように特徴が強く濃くならず、童貞の人為淘汰による最終形態、つまり「スーパー童貞」の発生に至っていない。
童貞自身がセクロスを回避し、種を存続させる事が可能ならば「スーパー童貞」が誕生するという仮説は科学者の間で有力である。
「スーパー童貞」が未だ誕生していないのは残念であるが、試験管による人工授精、またはクローンによる童貞同士(♂×♂)の掛けあわせでの誕生が理論的に可能である。倫理的問題により未だ無しえない「スーパー童貞」であるが、いずれエイズによる大規模な汚染から人類を救うため「スーパー童貞」は誕生するだろうと希望的観測を唱える科学者も多い。
「スーパー童貞」が誕生した場合、現存する童貞とは比べものにならない能力を発揮すると言われている。その能力の一例として、半径100キロ以内に女子を近づけさせない。または映像、音、テキストのみであっても、女性が逃げ出すぐらいの威力を持つ。
現存するリア充ひとりひとりの背後には、三十人の童貞が立っている。それがリア充の童貞に対する割合である。
時のあけぼの以来、およそ五百億の童貞が地球上に足跡を印した。
この数字はなかなか興味深い。というのは奇妙な偶然だが、我々の属する地球、この星に生まれた女性の数が、またおよそ五百億なのだ。地上に生を受けた童貞ひとりあたりに一人ずつ、この地球では女性が存在したのである。
だがそうした女性たちはどれも彼氏持ちで、うちかなりは我々が“リア充”と呼ぶ、きらびやかで眩しい存在だ。そうしたリア充の多く、いや、おそらく大部分は周囲に女性をはべらせており、したがって地球上には、童貞すべてに行き渡るだけの女性がほぼ確実に無く、初代の童貞にいたるまで、ひとりひとりが専用の女性を所有できないのである。
そうした仮想の地獄のいくつぐらいに、いま童貞が存在し、彼らはどんな形態をしているのだろうか?それを言い当てる方法は我々には無い。
一番近い童貞でも秋葉原やネットの彼方にあり、その秋葉やネットでさえ、今のところは光通信の遠い目標に過ぎない。だがステイタスの壁は崩れようとしている。われわれはいつの日か、リア充と同等の童貞、もしかしたらリア充より優れた童貞とネットの海で出会うことになるだろう。
こうした展望を持つまでに、我々は長い時間を要した。中にはいまだに、その実現を望まない者もいる。だが、こう問いかける人の数はどんどん増えている。
「なぜそのような出会いがまだ起こっていないのか?われわれ自身がアンサイクロペディアの門口に立っているというのに」
本当になぜだろうか?ここにあるのは、そうしたもっともな問いに対するひとつのありうる答えである。お忘れなきよう。これはたんなるフィクションなのだ。真の童貞は、例のごとく、遥かに異様であるに違いない。