Dictionary

粘着

粘着とは、

1の概要

粘着とは、粘り気があり、その粘り気を利用して他の物体にくっ付けること。また、くっ付くこと。主にゲル状のベタベタした物を使う。

日常ではガムテープやごきぶりホイホイなどがよく目に付く。

2の概要

インターネット上で往々にして行われる、特定の発言や行動に対して偏執的に批判、いつまでも中傷し続ける行為。またはそれを行う者を指して使う呼称である。儲けているのが気に入らない・目立っているから・発言や行動が面白いからなど動機は様々。荒らし、または無自覚な荒らしの一種。

多少の注意や反論には動じず、長期間(場合によっては数年~十数年)居座り続け、テンプレの張り付けや同じ書き込みを何度も繰り返す事で議論のアドバンテージを握りたがるのが特徴。

生息地は匿名の掲示板ブログSNSTwitterと場所を選ばない。

単独による粘着の場合、被害は小規模に収まる場合が多いものの、複数人の粘着である場合、まとめwikiを作り出したり、他のコミュニティにまで文章やスクリーンショットの画像を張り付けるなどの拡散をしたり、関連のコミュニティに出張して粘着したり、その持続力、嫌われ度は荒らしの中で最悪と言っても過言ではない。

特に、「政治」「アニメ」「ゲハ」「有名人の発言」等、多数の書き込みがある場所で部分的な発言や行動をクローズアップして粘着行為を行っている。近年では有名人だけでは無く、一般人の書き込みやTwitterのつぶやきにまで粘着が及ぶ。粘着の度を超えて犯罪になるケースもある。

ニコ動においては投稿者が削除した動画を無許可で再投稿したり、概要をまとめた動画で拡散を行っている。 ニコニコ大百科の掲示板でも粘着行為が行われる事があり、レスを運営に削除されても粘着を続ける者もおり困ったものである。

一部の粘着は、時間経過と共に「お約束」「ネタ」「語録」に変質してゆく事もまま有る。有名なのが

○○はよ(早く)・○○まだー?・もう許してやれよなどが有名。

余談だが、中国の古書「書経」に『を弄べば徳を失い・・・(略)』という文章があるように、に粘着するあまり自分の評判や信用まで失わないように注意されたい。

関連項目


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