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非核三原則†
非核三原則(ひかくさんげんそく)とは日本政府が核実験にインスピレーションを受け、本音と建前を駆使して完成させたガラス細工である。広島市、長崎市、及び平和主義者は国宝に指定するよう求めているが、実現には至っていない。
非核三原則の誕生†
非核三原則が生まれた理由は定かではないが、一説によると、ノーベル平和賞を欲しがっていた金大中が、側近に命じて作らせた、とも言われている。しかしながら、核兵器は広く普及しており、そんな事を言ったら、小学生から袋叩きにあうし、日本共産党とかから白い目で見られるので、今ではすっかり忘れ去られている事象である。
「元祖」非核三原則†
佐藤栄作が発表した非核三原則は、核兵器を「作らず」「持たず」「持ち込ませず」と後漢書東夷伝に載っているが信憑性に欠く。 なお、後漢書東夷伝によると、
作らず
持たず
- 核兵器を持たない者は人間ではない。霊長類である、ということである。
持ち込ませず
- 人の娘を嫁に貰うんだから、核兵器を持参してあいさつするのが礼儀だろうが、ということである。現在広く普及している日本語とは異なるが、外国人が記述したために起こった祖語である。気にする必要はあるまい。
湾岸戦争当時の非核三原則†
佐藤栄作が発表した非核三原則は、露出狂の発生により国際情勢が変化した事を受けて、大幅に修正された。当時の非核三原則は、核兵器を「作らないわけにはいかないから、ぼくんちで一緒に作ろうよ」「持った方がいいので、そこらへんのガキ恐喝して取り上げようぜ」「持ち込んで穴に入れるとハアハアするよ♪」である。
作らないわけにはいかないから、ぼくんちで一緒に作ろうよ
- 露出狂が要求してくるなら観念して受け入れるしかないだろ。
持った方がいいので、そこらへんのガキ恐喝して取り上げようぜ
- ガキのくせに核兵器を持っているとは生意気である。露出狂への挑戦である。おれのもんだろかせよ。でも、ガキも最近は核兵器の使い方が上達したから、気をつけようぜ。
持ち込んで穴に入れるとハアハアするよ♪
- 「アメリカ、ハアハア、最近上手になったな☆☆ 日本こそ、テクうまいじゃん」
というものに変更されたが、変更される以前の非核三原則の内容は不明である。
現在の非核三原則†
時は、21世紀。アメリカ同時多発テロ事件や偉大なる将軍様によって国際情勢はさらに変化。非核三原則はさらなる変更を余儀なくされる。現在の非核三原則は、核兵器を「作ることを認めないかわりに上杉謙信に塩を送ろう!」「持たせないかわりに細木数子のブロマイドで我慢させよう」「持ち込むことを認めない代わりにコンドームをお守りにすることを認めよう」である。
作らず
- 言わずもがなだが、武田信玄は上杉謙信が核兵器を持つと困るので、塩を送った。
持たせないかわりに細木数子のブロマイドで我慢させよう
- 安倍晋三が職を賭してでも給油にこだわったのは、細木数子のブロマイドを進呈するほうがまだ精神的に受容できたからである。
持ち込むことを認めない代わりにコンドームをお守りにすることを認めよう
- 北朝鮮から核ミサイルが飛んできた場合に、イージス艦に搭載された迎撃ミサイルで、核ミサイルを打ち落とそう、という計画を日米両政府が進めている。その背景には宗教法人紀元会の信者の娘が教祖の娘に、「コンドームをお守りにするとお金がたまる」と近藤勇したら、教祖が信者を暴行死させてしまったためである。
日本に倣って、ソビエト連邦も非核三原則を発表した。それを、現在のロシアも継承している。旧ソ連およびロシアの非核三原則とは、核を「キューバに持ち込まず」「爆発させず」「食べさせず」である。
キューバに持ち込まず
- キューバ危機の失敗から、このような原則が出来た。キューバ以外の国に持ち込んでいるかどうかは不明。
爆発させず
- これは、核実験禁止のことを言っているのではない。チェルノブイリ原子力発電所のような事故を二度と起こさないように、という意味をこめて、このような原則を決めているのである。
食べさせず
- 共産圏では、核物質やダイオキシンを毒物として使って要人を暗殺する手法がある。暗殺用核物質も広義の核兵器と言えよう。こういった暗殺は、非核三原則で禁止されてはいるが、最近でもロシア人ジャーナリストがポロニウムを飲まされて死亡した例がある。どうやらこの原則は守られていないようだ。
市民団体の非核三原則†
日本の市民団体は、最初の非核三原則をさらに発展させて、あらたな原則を設けている。市民団体の非核三原則は、核兵器を「作らず」「持たず」「持ち込ませず」に加えて、核兵器を「議論させず」「発電に利用せず」「世界中から無くそう!」である。
議論させず
- 2007年、自由民主党の一部の政治家が日本の核兵器保有に可能性に言及したり、防衛大臣が「原爆を落としたのはしょうがないでしょ!」などと発言したために、市民団体が「核兵器について議論する事も許さん!」と宣言したのである。
発電に利用せず
- 核に対して極端な拒絶反応を示している市民団体・反核団体の連中は、原子力発電所と核兵器の区別がつかない。ゆえに、各地で原発反対の抗議集会を開いている。
世界から無くそう
- 市民団体・反核団体は、主に日本国内やアメリカで核兵器廃絶を訴えているのだが、中華人民共和国や北朝鮮に出向いて廃止を訴える者はまずいない。それは、共産圏の核を「きれいな核」と思い込んでいるからかもしれない。もし本当に出向いて活動したら、逮捕→強制収容所→公開処刑、というお馴染みのパターンが待っているので、絶対にやめた方がいい。
未来の非核三原則†
- 核兵器は人に危害を加えてはならない
- 核兵器は人に従わなければならない
- 核兵器は抑止力でなければいけない