Dictionary
食物繊維†
食物繊維とは、大腸がんの発生リスクを下げる、人の消化酵素では消化することのできない食べ物の中の成分である。
食物繊維の分類†
- 不溶性食物繊維 - 腸内の善玉菌を増やし、悪玉菌を減らして、大腸がんの予防に役立つ。
- セルロース - 食事で摂取できる食物繊維の大半。
- ヘミセルロース - 穀類の外皮などに多い。
- ペクチン(不溶性)
- リグニン - 豆やココア、苺の種などに多い。
- グルカン - 抗がん作用のある多糖類
- アルギン酸カルシウム - ひじきやのりなどの海藻類に多い。
- 水溶性食物繊維 - 血圧・コレステロール値をコントロールし血糖値の上昇を抑え太りにくくする作用がある。
- ペクチン(水溶性) - リンゴや柑橘類の皮など果物に多い。
- リグナン - ごまなどに多く含まれる。
- ムチン - 胃炎や胃潰瘍の予防に有効。
- アルギン酸カリウム - 海藻のぬるぬる分。
- フコイダン - ピロリ菌をブロックするヌメリ成分。
- マンナン - こんにゃくに多い粘質多糖類
- その他
- キチン・キトサン - かにの甲羅からつくられる。
- ポリデキストロース - 人工的につくられた水溶性食物繊維。
- コンドロイチン硫酸 - 組織細胞の働きを潤滑にする。
関連項目†