「見せてんのよ」
~ 魅せパン について、魅せパン女子
魅せパン(み-)とは、不特定多数を魅了することを目的としたパンティである。
本来下着とは見せてはいけないものであり、特に女性の場合ブラはまだしもパンティは絶対に隠すのが常識である。しかしミニスカートやノースリーブがファッションの定番となったことで、下着が衆目に晒される機会が増えることとなると話が変わり始めた。どうガードしてもミニスカートで階段を昇れば後ろからぱんつ丸見えになるし、ノースリーブで腕を上げればかなりの確率でブラチラする。しかしそれを気にしていてはファッションを楽しめない。またそういうファッションでなくとも、ちょっと薄着になれば下着が気になって仕方がないのが女心というもの。
そこで「見えてもいい下着」、すなわちオーバーショーツ(ブルマ)やタンクトップブラが考案された。これならば見えても恥じらう必要はなく、行動的なファッションでも動きを制限する必要もない。特にブルマは「女性向け運動着のパイオニア」として称賛され、そこからファッション業界が「見えてもいい下着」から「見せたい下着」つまり「魅せる下着」を生み出したのである。下品にならないレベルで色気を匂わせる魅せパンは特に「魅せる下着」の代表格となり、Amazonなど大手通販サイトで下着類を検索すると色とりどりの魅せパン画像が乱舞し男性陣を魅了してくれるだろう。
所謂勝負下着との違いはその対象であり、魅せパンは不特定多数を対象としているのが特徴となる。その為遠景からでも色気を感じさせるようにデザインされており、色合いも様々で正に百花繚乱である[要出典]。その豊富な種類により、軽く晒すだけであらゆる男性を魅了できるまさに最終兵器である。
ただ機能として美観に特化しすぎているため、他の要素は蔑ろにされがちである。魅せパンではウイングまで見えてしまいナプキンが当てられない、というのも日常茶飯事である[2]。FNS歌謡祭2016で欅坂46の長濱ねるが脚を高くあげた際、魅せパンからナプキンのウイングが見えていた(と言われている)ということで放送事故扱いされたりもしたが、これも美観に特化しすぎた弊害であろう。