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<福島第1原発>放射性物質含む雨水漏れ 東京電力は2018年3月15日、福島第1原発の汚染水貯蔵タンクの周囲に設けたせきから、微量の放射性物質を含む雨水が漏えいし、地中に染み込んだと発表した。せきは二重になっており、内側のせきから漏れた水のほとんどは外側のせき内にとどまったが、せきの亀裂から少量が外に出て地中に染みこんだ。敷地外への漏えいはないとしている。

東電によると、雨水をポンプで移送中、東電社員が現場を離れた間にホースが本来の位置とずれ、最大で約6.5トンが外側のせきに漏れた。漏れた水からは、ベータ線を出す放射性物質が1リットル当たり420ベクレル検出されており、そのまま外部に排水できる濃度(同30ベクレル)を上回っていた。


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