サーバーにデスクトップ環境は通常は必要ない場合が多いのですが、ときに必要なアプリケーションがGUI必須のものがあります。 その場合は以下のようにして環境を導入します。
[root@localhost ~]# yum -y groups install "KDE Plasma Workspaces" |
インストールが完了したら、リモート接続ではなく直接コンソール経由でログインし、以下のコマンドを実行します。するとデスクトップ環境が起動します。
[root@localhost ~]# echo "exec startkde" >> ~/.xinitrc |
[root@localhost ~]# startx |
KDEデスクトップ画面が起動し、グラフィカルな画面で CentOS を操作できます。
日本語関連のパッケージをインストールします。
[root@localhost ~]# yum -y install ibus-kkc vlgothic-* |
[root@localhost ~]# localectl set-locale LANG=ja_JP.UTF-8 |
[root@localhost ~]# source /etc/locale.conf |
[root@localhost ~]# echo $LANG |
ja_JP.UTF-8 # 変更された |
[root@localhost ~]# passwd # 試しに何かしてみる |
ユーザー root のパスワードを変更。 # 日本語になっている 新しいパスワード: |
システム全体の文字セットは変更せず、ユーザー固有で日本語環境にするなら、以下のように個別設定をしてください。
[hoge@localhost ~]$ vi ~/.bash_profile |
# 最終行に追記 LANG=ja_JP.UTF-8 export LANG | [hoge@localhost ~]$ source ~/.bash_profile |
[hoge@localhost ~]$ echo $LANG |
ja_JP.UTF-8 # 変更された |
追加で以下のパッケージをインストールしておきます。
[root@localhost ~]# yum -y install kde-l10n-Japanese |