合法ロリ(ごうほう-)とは何らかの手法で法規制を免れたロリータコンテンツである。
萌え属性における「ロリ」は基本ローティーンよりも下の年代を指し、有識者の弁によれば「オムツが外れてからナプキンを当てるまでの期間」と定義されている。しかし日本において性行為同意が成立するのは13歳からであり、13歳未満とのセックスは自分の年齢や相手の同意などどのような条件であっても強姦罪となる。また13歳以上でも、真摯な関係でなければ児童福祉法や青少年健全育成条例で罰せられる。性的コンテンツのテーマとして使うのも同じく罰せられる。
しかし、生物は子孫繁栄の為より若い異性を求める本能がある。ロリを抱きたい、ロリのエロい写真欲しい、ロリとショタが絡むAVが見たい、これはもう本能である。それを充たすため何をするべきか、と考えを巡らし生まれたのが「法規制をすり抜けるロリ」の創造だった。本物に手を出さず規制にかからない合法ロリータコンテンツで欲望を満たそう、それは大きな発想の転回となったのである。
有名なのは「年齢設定の変更」である。見た目がどんなにロリであろうと、設定年齢が引き上げてあれば合法である。赤いランドセルを背負ったつるぺた少女であっても、設定が25歳ならなんの問題もない。「6年生」となっていても小学六年生とは限らない。留年した大学六年生かもしれない。
また「法規制が通用しない存在」にしてしまうという手もある。能力や外見が明らかに人間でなかったり、法律的に人権が制限されるような人間の場合も規制しようがない。法律はあくまで「ふつうのひと」の為のものだからである。