「我触る、ゆえに我あり」
~ 彼の存在 について、痴漢
「私は天や神に誓って痴漢はしておりません。」
~ 痴漢 について、植草一秀
「日本のモラルは欠落しているのか、ふざけんじゃねえ。」
~ 痴漢 について、しょこたん
「痴漢は死ね」
~ 痴漢 について、青柳雅春
「三千世界の白桃喰らひ主のおしりが触りたい」
~ 痴漢 について、高杉晋作
痴漢(ちかん)とは、むやみやたらな博愛主義者のこと。
痴漢行為を行う者は、一般に「面識のない相手にも等しくスキンシップを求める者」とされる。これらのスキンシップ行為は場所と時を選ばずして行われるため、相手が「そーいう気分じゃないとき」にされてしまうと、ちょっとばかり迷惑だったりする。
また、この行為には技巧は求めてはいけない。大抵の場合に於いて、彼ら痴漢はカーマスートラで勉強するほど熱心でも勤勉でも無いし、愛撫が相互作用によるものだという認識にも欠ける点は、一方的に触る事を望む傾向から見ても明らかである。故に彼らはテクニシャンでは無い。
電車の中でやるのが主流とされ特に通勤ラッシュにぶつかる朝競技として行われることが多い。
この行為だが、一種のエクストリームスポーツである。これはその行為によって社会的信用を喪失したり、気分を害した相手に足の甲をピンヒールで射貫かれたり、手の甲を安全ピンで刺されたり、愛撫を受けた相手に横恋慕して自分のアピール度や好感度をUPしたいストーカーにボコられたり、ヒマを持て余した人に駅の事務所まで牽引されたり、見咎めた「触って欲しいおばちゃん」に手を掴まれて股に挟まれるなどの危険が伴う。当然捕まった時点で人生オワタになる。
その一方で「触って欲しい気分の時」の相手に、「触るつもりもないのに触ってしまった」りすると、非常に大きな問題となる傾向が見られる。
例えば欲求不満が溜まると、人は誰でも自意識過剰になったり、全身の感覚が鋭敏化したり、あるいは頭の中で四六時中猥褻な妄想が駆け巡ったりするが、このような相手に触れてしまうと、それが事故だったり全くの偶然だったりしても、痴漢呼ばわりされてしまう事がある。これらは相手の欲求不満から痴漢行為を働く事を強要される場合もあり、数多くの人がこの冤罪痴漢の被害に遭っていると見られている。
中には「痴漢されたい」という思いが昂じて誰彼構わず、触っていない相手にまで痴漢呼ばわりする者もおり、都市部では社会問題化している。頭の中が性的な妄想で一杯な人には、近づかない方が無難だろう。以下に、そのような人の外見的な特長を列記する。ただしこの外見的特長が目立たないケースもある。
その一方で、痴漢格言には下記のような古文書が見つかっている。
女性が気に入らない男性を排除したい場合に用いられる呪文である。 女性がこの呪文を唱えると、唱えられた男性のもとに駅員や警官が召喚され、男性を連れ去ってしまう。連れ去られた男性は問答無用に刑務所に入れられ日の目を見ることはない。ただし近年はこの呪文を唱える女が激増したため効果は薄まりつつある。詳細はこの人痴漢ですを参照。
しばしば迷惑な行為にもみなされるこの行為だが、その一方ではUMAの一派に、これを実施する集団が確認されている。これらでは、珍奇な格好で痴態を働く事で、自身の存在をアピールしている。
例えばネッシーほか水中を活動拠点にしている集団では、「男性自身」を巨大に膨張させたまま背泳ぎし、その「巨大な鎌首をもたげたブツ」で海水浴中の観光客らの面前を殴打しつつ臀部に触れるなどの活動を行っている。