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ノーパンしゃぶしゃぶとは、国家の中枢に勃つ勉強バカのキモオタエリートが好んだ娯楽である。
全面鏡張の床の上でウェイトレスたちがノーパンで接客を行い、少し高い位置の棚にあるお酒などを取るときにあんなものが見えるという仕組みのあくまでしゃぶしゃぶ店で飲食するというもの。一般サラリーマンも使用でき、なおかつ飲食費として経費で落とせることがあると好評であった。
権力者は古来より、下々のものが憧れてやまない究極の娯楽を極めてきたが、その中でも特殊な位置づけをされているのがこれである。中国の皇帝たちは、何千人とも言われる愛人を住まわせるために巨大な宮殿を建造し民を苦しめていたが、慈悲深いわれらが官僚様は国民の血税を使うことを嫌い、なんとか税金を使わず遊ぶ方法がないか検討していた。
その方法については、竹下内閣のころから大蔵官僚の中でひそかに議題に上がっていた。というのも、消費税を導入せねばならないほど当時の国家財政は困窮しており、それまでのように税金で豪遊するということが難しくなってきていたからである。そういう危機感の元、官僚たちは何度も次官級会議を開いたが、国家のエリートをもってしても簡単に答えが出せる問題ではなく解決までに多大な時間を要した。
そんな中、銀行側から思いもかけない提案が舞い込んできた。その内容は、銀行に対する監査を甘くする代わりに接待をするというものであり、官僚たちは大喜びでそれに飛びついたのであった。こうして、新たな娯楽の前例ができ、代々のエリート官僚たちに受け継がれていった。
しかし、この素晴らしい(と彼らは思っていた)娯楽もマスゴミに暴露されついに終わりを迎えることになる。大蔵省はあわてて接待を受けていた官僚たちを処分して事態のもみ消し収拾を図ろうとしたが、エクストリーム・謝罪の有力プレイヤーとして候補に挙がり、そのままぶっちぎりの優勝を果たした。大蔵省はこの時のイメージを遂に払拭できず、森内閣のときに省庁再編を喰らい、大幅な権限の縮小を余儀なくされた。