狂惨主義共産主義(きょうさんしゅぎ)とは、お金を稼ぐ能力に障害のある者たちがお金を稼ぐ能力のある者たちを逆に働かせて自分たちを介護させ、お金を稼ぐ能力のある者達の財産を全て奪い取って自分達だけが贅沢できる楽園を作ることを夢見る悪徳カルト宗教のことである。民衆を救うためなら殺人を肯定することも許される。開祖はカール・マルクスとフリードリヒ・エンゲルス。またセリフの間違い等は一切許されない命がけの演劇である。
現在、中国、ベトナム、キューバがこれを国教に定めている。過去にはソビエト連邦、北朝鮮などもそうしていた。
政治・経済は「共産党」もしくは「労働党」と称する教団の教祖が一人か数人で担当し、教団員はそこの方針に従って行動をし、生産された物資を教団員みんなで公平で分けることになる。教祖の言う事は絶対であり、それに万が一刃向かう事があれば、粛清される。歴史のなかで人間が神や仏を創り出したとみる宗教であるからして、それ以外の宗教は「あきまへん」、でも信仰の自由は保障するよ、とされる。国民は全て政府の管理下におかれる。日常生活全てが政府の意図したものになる。また市場などは物売るってレベルじゃねぇぞとなり、お金を稼げないよう統制される。
理論上はこれで理想の世界ができるはずだったが、共産主義を国教とした最初の国ソ連では、教団幹部と平教団員との物資の量が明らかに不公平であることに平教団員などが気がついた。ゴルバチョフ法王が民主化に取り組んだが、教団幹部が反乱。ついに体制は崩壊した。同盟国アメリカではこの出来事により全米が泣いたともいわれているが真相は定かでない。
21世紀となった現在、中国人が共産主義を国教に掲げて頑張っている。彼らの闘争は新しい局面に入っており、知的所有権をも世界全人民のための共有物とするための闘争を開始しているのだ。こうした闘争のおかげで、中国においては、世界中の多くの製品・創作物などが商標権・特許権・肖像権・著作権などの概念から解放され、偽ディズニーランド、SQNY、HONGDAといった中国が世界に誇る企業が続々と誕生するに至ったのである。
日本では、日本共産党が「ソ連や中国の二の舞いは絶対しない」と宣言し、雪の下のたんぽぽみたいに地道に活動している。そして、2012年の総選挙でオレオレ民主党が大敗し、共産党が議席を倍増(といっても3から8に)させた。今の腐りきった政界には、日本共産党のようなまじめな政党が必要なのかもしれない。