動画とは、以下の意味がある。
昭和12年頃、アニメーション作家、政岡憲三により「アニメーション」の和訳として作られた言葉。
現代では「アニメーション」あるいは「アニメ」という言葉が広まったためあまりこの意味合いで使用されることは多くはないが、古くから存在するアニメ制作会社の名称の中に残っているほか、アニメーション作画工程の中で、原画の間を中割りして動画(アニメーション)を完成させる工程の名称として使われている。
コンピュータにおいては、「静止画」に対しての(動きのある)映像ファイルの意味で使用されており、現在一般的に浸透しているのはこちらの意味である。
何故「動画」ファイルという言い方をし始めたのか定かではないが、単に「映像」と言った場合ディスプレイに映し出されている以上静止画像でも「映像」となること、「ムービー」をそのまま訳すと「映画」になること等から、単純に「動きのある映像」を直接表す単語が他に存在しなかった為ではないだろうかと考えられる。
他に「ビデオ」という言い方もあり、こちらは広義にはかなり近い意味で使用することが出来るが、日本では記録媒体や映像機器に対して使用されることが多い。
ニコニコ動画台湾版では、(広い意味での)アニメーションを示すタグとして用いられる(アニメに対応するカテゴリタグは動漫)。