IT(インチキ テクノロジの略称・「あいてえ」とも)は、「技術的修飾に伴う韜晦効果」を利用して金品を騙し取る悪徳商法の総称、あるいはその事業内容のことである。
IT(インチキ テクノロジ)は主に情報処理技術の先端分野やハイテク分野など、あまり一般にはその内容を熟知している人が居ない分野で活動する悪徳商法である。これらはそれら先端分野などに於いて用いられる技術用語を羅列することで「それらしい雰囲気」を醸し出し、債券を発行して出資者を募ったり、或いは開始予定としたサービスの加入者を募集する。
ただこの業態の最も問題視すべき所は、まずこれら商法を行っている者たち自身が「それら先端分野にさほど詳しくない」という問題があり、例えばIT企業の従業員は家庭のパソコンに発生するトラブル一つ満足に解決できず、コンピュータウィルスに汚染されて気付かなかったりする。それでも周囲の者たちの誤解から、IT技術者の元に様々な情報処理関連のトラブルが持ち込まれると言う([1])。
なおこの業態の先駆例として森喜朗が存在する。彼は自身の理解していない「イット(それ)」を連発、日本の首相にして国民を訳も解らずインターネット利用したエロサイト閲覧に駆り立て、公金110億円を投入した「見てくれだけの(実利的ではない)ウェブサイト」を増殖させ、今日の風俗街もかくやと言った具合の「実利的ではない装飾満載」なウェブサイトの氾濫を招いた。この混乱に乗じて公共事業費をせしめた場末「ウェブデザイナー(自称)」も少なくない。
このITには、他にもIP電話に絡んで「ジャパンメディアネットワーク事件」や「近未來通信事件」が知られており、どちらも巨額な損益を発生させたためフェレンギナー会計監察局による強制捜査が行われた。