死ねばいいのに(し-)は、鼻高になっている人や自慢する人、驕り高ぶる者を、たった一言で痛烈に風刺し、批判する、頭の固い人には到底理解できない至高のブラックジョークである。
このばかは、他のばかな人(「君は牛を二頭持っている」など)に比べて、非常に短い上に、使いやすく、そして的確に物事の本質を突くことができる。このジョークの対象は誰でも良い。第三者であれ、或いは自分が不甲斐ないと思ったときは自分でさえ、とにかく「死ねばいいのに」と思う相手に対して、たった1フレーズで、痛烈に自分の思いを表現でき、相手の傲慢さを刺すことができる。
但し、「死ねばいいのに」において最も重要なのは、言うタイミングである。特に、言う相手が目の前にいるときには特別の注意がいる。また、言われた相手にも相当の寛容な心が求められる。なぜなら、このジョークはあくまでもその場の空気を明るくするための言葉であり、うっかり本気にしてしまうと空気を乱すことになるからである。つまり、このジョークに慣れるということは、「場の空気を読む技術を得た」ということだと言って過言ではない。
労働新聞許可 |
本項の文章と内容は、完全に正しい事実として労働新聞思想委員会により認定されており、 全ての無産階級人民と朝鮮労働党員による閲覧が認可されています。 この資料を疑うことは思想犯罪であり、疑った場合は社会安全省による再教育の対象とされます。 |
親愛なる指導者、金正恩同志は見ている。 |
敵意や悪意がありうる状況で言うと、ただの罵倒との区別がつかないため、高度な判断を要する。むろん、単に罵倒語として使うのならば問題ないが、単に罵倒語としての使用と、ジョークとしての使用を意図的に混同させるような使用も頻繁に見られる。
この珠玉のフレーズを用いる者に以下の芸人がいる。ほら、キャリアを積んだ一流芸人ばかりじゃないか。死ねばいいのに。
浜田雅功
たむらけんじ
土田晃之
KAITO