#author("2019-10-31T17:57:32+09:00","","")
#author("2019-10-31T18:04:48+09:00","","")
[[ニュース]]

*トランプ「[[韓国]]は最悪」、一度も経験したことがない事態 [#b162598b]

[[米国]]の[[ドナルド・トランプ]]が就任直後「[[韓国]]は最も[[米国]]につけこむ国だ。[[中国]]と[[韓国]]は右側と左側からわれわれを食い物にしている」と発言していたという。ジェームズ・マティス元国防長官のスピーチライターだったガイ・スノッドグラス氏が自らの著書で明らかにした内容だ。[[ドナルド・トランプ]]が「[[韓国]]は毎年600億ドル(約6兆5000億円)を払わなければならない」と言い、ティラーソン元国務長官も「[[ドナルド・トランプ]]の目に[[韓国]]は(同盟の中で)最悪」と語っていたそうだ。

[[ドナルド・トランプ]]が同盟の価値を軽んじていることはもはやニュースにもならない。しかし彼の頭の中で[[韓国]]が「最悪」と認識されているという証言は衝撃的だ。「[[韓国]]に対して個人的な感情でもあるのか」と考えてしまうほどだ。即興的で公私の区別がない[[ドナルド・トランプ]]は個人的な感情や先入観を自らの政策に反映してしまう人物だ。彼はわずか数カ月前にも[[韓国]]を念頭に「すごい金持ちなのに『[[われわれをあまり好きではない国>韓国]]』を守るため、多くの金を失っている」と述べたが、この発言からも[[ドナルド・トランプ]]の就任時の考えは変わっていないと言えるだろう。
[[ドナルド・トランプ]]が同盟の価値を軽んじていることはもはやニュースにもならない。しかし彼の頭の中で[[韓国]]が「最悪」と認識されているという証言は衝撃的だ。「[[韓国]]に対して個人的な感情でもあるのか」と考えてしまうほどだ。即興的で公私の区別がない[[ドナルド・トランプ]]は個人的な感情や先入観を自らの政策に反映してしまう人物だ。彼はわずか数カ月前にも[[韓国]]を念頭に「すごい金持ちなのに『[[われわれをあまり好きではない国>韓国]]』を守るため、多くの[[金]]を失っている」と述べたが、この発言からも[[ドナルド・トランプ]]の就任時の考えは変わっていないと言えるだろう。

実際に今も行われている防衛費分担金交渉で[[米国]]はこれまでの5倍以上の負担を[[韓国]]に求めているという。しかも[[ドナルド・トランプ]]は「[[北朝鮮]]のミサイルは[[韓国]]を狙ったものなので、特に問題にはならない」として[[韓国]]国民の安全には関心を示していない。米政府内には[[ドナルド・トランプ]]をけん制できる影響力のある人物も残っていない。[[ドナルド・トランプ]]はシリアからの米軍撤退を衝動的に決めたが、今後同じような事態が韓半島で起こらないとも限らないだろう。

[[韓国]]政府が進める外交・安全保障政策は「[[金正恩]](キム・ジョンウン)ショーだけ」と言っても過言ではない。そのショーにどうしても必要なのが[[ドナルド・トランプ]]だ。[[ドナルド・トランプ]]が出演しなければ金正恩ショーは上演されない。そのため[[韓国]]政府は[[ドナルド・トランプ]]のご機嫌取りに全力を傾けている。[[ドナルド・トランプ]]に対して機会があるたびに「世界史に大転換をもたらした」などと賛辞を送るのもそのためだ。
[[韓国]]政府が進める外交・安全保障政策は「[[金正恩]](キム・ジョンウン)ショーだけ」と言っても過言ではない。そのショーにどうしても必要なのが[[ドナルド・トランプ]]だ。[[ドナルド・トランプ]]が出演しなければ[[金正恩]]ショーは上演されない。そのため[[韓国]]政府は[[ドナルド・トランプ]]のご機嫌取りに全力を傾けている。[[ドナルド・トランプ]]に対して機会があるたびに「世界史に大転換をもたらした」などと賛辞を送るのもそのためだ。

[[米国]]の大統領と良好な関係を維持するのは重要なことだ。しかしその目的が[[大韓民国]]の安全と国益ではなく、国内向けの政治イベントであるなら問題はさらに深刻だ。肝心な[[ドナルド・トランプ]]の[[韓国]]に対するいびつな先入観も少しも変わっていないどころか、逆に一層悪化し、もはや常識の範囲をも外れようとしている。だとすればこれまで[[韓国]]は外交政策でいったい何をやってきたのか。

[[ドナルド・トランプ]]は[[韓国]]を「最悪」などと言い、[[中国]]と[[ロシア]]は軍事同盟を締結する動きを示している。[[北朝鮮]]は無観客・無中継の暴力サッカーにとどまらず、重量挙げ大会で[[韓国]]の若い選手が受賞する際には集団で退場し、[[日本]]国民は[[韓国]]との関係改善は必要ないと考えているという。これら全てがまさにこれまで経験したことのない事態だ。

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