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[[Dictionary]]

*二階俊博 [#e8b2331b]
https://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/2/25/Toshihiro_Nikai-20061120.jpg/200px-Toshihiro_Nikai-20061120.jpg

二階 俊博(にかい としひろ、1939年2月17日 - )は、[[日本]]の[[政治家]]。[[自由民主党]]所属の衆議院議員(12期)。[[自由民主党]]幹事長(第48代)、志帥会会長(第5代)。

**不祥事 [#ecafb9ff]
***グリーンピア南紀 [#c60ec7df]
グリーンピア南紀(和歌山県)の跡地開発をめぐり、所有する那智勝浦町に[[中華人民共和国]]のリゾート会社「香港BOAO」を紹介したのは、地元政界に強い影響力を持つ二階だと報じられている。跡地は賃貸後の2015年に無料で業者へ譲渡されるという異例の契約となっており、地元で批判が高まっている。グリーンピア跡地の大半が公募で請負先を決めている中では異例だった。

その後、資金難を理由に開発計画を先延ばしをしようとしたペーパーカンパニーとも報じられた香港BOAOに対し、那智勝浦町議会は債務不履行を理由に契約解除を決めた。だが、違約金などで長引く可能性があり、そもそもこのような会社を紹介し、''圧力をかけた二階に対する疑問の声は地元ですら多い''という。香港BOAO側も那智勝浦町長も二階に紹介を受けたと証言しており、''自分は関係ないとする二階の態度に疑問がもたれている''。

***医師のモラル低下説 [#t9df18bf]
2008年9月22日晩から23日明け方にかけて東京都の妊婦の容体が急変し、受け入れ先が見つからなかった事件に関連して、「政治の立場で申し上げるなら、何よりも医者のモラルの問題だと思いますよ。忙しいだの、人が足りないだのというのは言い訳にすぎない」という見解を表明した。

***原発の津波対策をめぐって [#g9cccfa7]
経済産業大臣在任中の2006年3月1日、第164回[[国会]][[衆議院予算委員会]]第七分科会で吉井英勝([[日本]]共産党)から福島第一原子力発電所など43基の[[原子力発電所]]における津波対策の不備を指摘され、冷却水喪失による炉心溶融の危険性を警告された。この時、二階は吉井に対策を約束したが、原子力安全・保安院によれば&size(20){''2010年時点で改善はされていなかった''};。

***部落[[差別]]問題 [#g9d95109]
部落[[差別]]の法規制を検討している。2015年11月16日、東京平河町のホテルで「人権課題解決に向けた和歌山県集会」と銘打った「人権フォーラム」が開かれた。約400人が参加した。実行委員長として挨拶に立った二階は、法規制について「[[結婚]]、就職問題で現に苦しんでおられる人が存在するのであればもう済んだ、終わったとか無責任な言葉で解決できる問題ではないと思っている」と話した。部落[[差別]]解消推進法の成立後、門博文衆院議員や[[自民党]]和歌山県議らを引き連れ、数十年にわたり親しくしてきた間柄であり長年にわたり同法の必要性を訴えてきた故・中澤敏浩部落解放同盟和歌山県連合会元執行委員長の自宅を訪れ、同氏の仏壇に手を合わせ同法の成立を報告した。

***献金問題 [#gf9b5a38]
-道路特定財源を資金源とする道路運送経営研究会(道路特定財源の一般財源化に反対している)から''献金を受けている''。

-道路[[特定]]財源を資金源とする道路運送経営研究会(道路[[特定]]財源の一般財源化に反対している)から''献金を受けている''。

-[[日本]]道路建設業協会(道建協)の会員[[企業]]である奥村組土木興業など3,4社から合計168万円の''献金を受け取ったことが2004年-2006年の政治資金収支報告書からわかっている''。
-自らが代表を務める「和歌山県第3選挙区支部」が、2004年から2007年にかけて、談合事件や耐震補強工事の設計ミスなどの問題を起こし営業停止若しくは指名停止処分を受けた3つの[[企業]]から、問題発覚後に、合計で253万円に亘る''寄付を受けていたことが判明している''。
-西松建設事件で準大手ゼネコンの西松建設から、同社のOBらを代表とした政治団体(「新政治問題研究会」「未来産業研究会」)を隠れ蓑に多額の政治献金を受けていた1人だったことが、2008年12月末に表面化した。この疑惑に関連して西松建設関係者や民主党代表[[小沢一郎]]の公設第1秘書が政治資金規正法違反容疑で[[逮捕]]された後、二階にも同様の行為をおこなっている疑いがかかり、東京地検特捜部が二階の関連政治団体を捜査する方針を固めたことが報じられた。これに対し、二階は「調査を受けるいわれはない」「違法性はない」と反発している。しかし、2009年6月の検察審査会で前西松建設社長が起訴相当、二階の政策秘書が不起訴不当となったことを受け、前西松建設社長が二階ルートでも起訴され有罪判決を受けた。政策秘書は再度不起訴となったが、西松建設の別ルートの資金提供問題に関して2009年12月に政策秘書が虚偽記載で略式起訴され、罰金100万円の判決が下された。

**不祥事・ニュース [#p0e42efe]
-[[二階俊博が暗躍か 安倍晋三訪米中に“安倍晋三おろし”計画が着々]] 2018年4月20日

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