#author("2018-03-11T07:05:43+09:00","","") [[Dictionary]] *優先席 [#t79076f6] 優先席(ゆうせんせき)は、高等な頭脳ゲームであり、心理戦でもある。シルバーシートとも呼ばれる。「電車の中のチェス」とも呼ばれ、主に[[サラリーマン]]に人気である。 CENTER:http://images.uncyc.org/ja/b/b7/%E5%84%AA%E5%85%88%E5%B8%AD.jpg CENTER:現在の優先席。1人しか座れないので高度な戦いとなる **ルール [#m728a08e] ***チーム構成 [#lb1ea3b6] 通常、乳幼児連れ、妊娠している[[女性]]、高齢者、けがをしている人、身体障害者が攻撃側、それ以外の者が守備側になる。基本は1対1だが、どちらか(あるいは双方)が複数になることもある。 ''競技場'' 通常、電車の優先席で行われるが、それ以外の公共の場所で行われる事もある。 ***守備側の技 [#jd231e9b] -寝たフリ --もっともポピュラーな技。通常、攻撃側が乗ってから降りるまで続けられる。 -新聞・雑誌を読むフリ --寝たフリに続くポピュラーな技。攻撃側が視界に入らないフリをしなければならず、やや高等なテクニックである。 -無視 --もっとも高度なテクニック。ギャラリーの白い眼攻撃にも絶えられる強靭な精神力が必要とされる。 -攻撃側と同類のフリ --自分が攻撃側と同類のフリをする技。最も難しいテクニックである。 -素直に譲る --競技では負けだが、一般的にはこれが勝利だと認知されている。 ***攻撃側の技 [#n87192ba] -黙って前に立つ --もっとも多用される技。時として視線を守備側と合わせてプレッシャーを与える。 -頼む --最強の技。守備側がこれを無視するためには大変な困難が要求される。あまりに強いため存続させるか否か審議中である。また、攻撃側の属性次第では(心臓病など外見上は判別できない身体障害、[[太っている>デブ]]のか妊娠しているのかわからない[[女性]]、というか[[女性]]かどうかわからない妊婦など)この技を使うのは難しい。 -巻き込み --ギャラリーを暗黙のうちに味方につけ、守備側に圧力をかける。 **その他 [#h314e824] -日常、どこでも見られるほどポピュラーになったため、国際競技化が検討されている。このため日本優先席協会は、2016年のオリンピックでの正式競技化を目標とし、IOCに働きかけを行っている。 -この競技は現在でこそ高度な心理戦として認識されているが、このような協議形態になったのは比較的最近のことである。1960年代まではアメリカ合衆国南部のバス内などで、白人優先席をめぐる白人と黒人の命がけの競技が行われていた。