#author("2018-04-26T16:23:24+09:00","","") #author("2018-04-26T19:26:14+09:00","","") [[Dictionary]] *女の子 [#g36e951c] 「女の子って何でできてる?おさとうとスパイスと、すてきなものみんな。そんなもので、できてるよ」&br; ''~ 女の子 について、マザーグース'' 女の子(おんなのこ)とは、時と場合によってほめ言葉にも[[差別]]用語にもなる便利な言葉である。 CENTER:http://images.uncyc.org/commons/0/05/Girl1.jpg CENTER:無邪気な女の子 **ほめ言葉として [#z7bbab3b] [[女>女性]]の「子」というくらいで、一定の年齢以下の子供と言われる年代の[[女性]]を指す言葉である。ところが、実際には外見的にも実年齢的にもどうみても「子」と言えないレベルの[[女性]]を「女の子」と呼ぶことがある。[[女性]]は若い方がいいという思想に基づき、「あなたは女の子といえるくらい若く見えますよ」というお世辞の意味を含めて、あえてそう呼ぶ場合である。呼ばれた方もまんざらでもない顔をしているのが通例で、「ほめ言葉」として機能している。 実際の使用例は飲み屋や&color(red,lightpink){[ アーン♥♥ ]};なお店に多い。前を通りかかる[[おっさん>おやじ]]に対して、「お兄さん、いい女の子いますよ」と店員が呼びかける、アレである。「女の子」という言葉に騙されて中に入れば、「女」の「子」という2つの漢字のどちらにも当てはまりそうにない、ついでに言えば「[[人間]]」の範疇にも入りそうにないクリーチャーが出てくることもしばしばである。 明らかに女の「子」に当てはまらない[[女性]]が、自らを「女子」「女の子」と呼称する場合もある。「女子会」「女子力」などがその代表例である。これなどは完全に男の側の[[女性]]は若い方がいいという思想に対する迎合であり、世が世であれば中ピ連にやり玉に挙げられる行為であるが、実際にそう自称している人たちは全くその辺無頓着である。スイーツ(笑)。 CENTER:http://images.uncyc.org/ja/c/c6/Onyanoko1.jpg CENTER:満場一致で誰もが認める「女の子」 CENTER:http://images.uncyc.org/ja/5/53/Onyanoko2.jpg CENTER:「女の子」? **[[差別]]用語として [#b9d0e463] 「女の子」は、時として[[女性]]を蔑視する[[差別]]用語とされる。代表例は企業社会における「女の子扱い」である。「なんだ女の子しかいないの?責任取れる人出してよ」あるいは「あとでうちの女の子に取りに行かせますから、よろしくお願いします」という、[[女性]]社員=補助労働力という扱いである。「うちの会社の女の子は優秀でね」なども、どんなに本人がほめ言葉として言ったつもりでも出るところに出れば男女[[差別]]でアウトである。過ごしにくい世の中になったものだ。 「女の子」は、時として[[女性]]を蔑視する[[差別]]用語とされる。代表例は[[企業]][[社会]]における「女の子扱い」である。「なんだ女の子しかいないの?責任取れる人出してよ」あるいは「あとでうちの女の子に取りに行かせますから、よろしくお願いします」という、[[女性]]社員=補助労働力という扱いである。「うちの会社の女の子は優秀でね」なども、どんなに本人がほめ言葉として言ったつもりでも出るところに出れば男女[[差別]]でアウトである。過ごしにくい世の中になったものだ。 また、「女の子でも扱える簡単さ」というのも一種の[[差別]]用語とされる。「[[バカ]]でも&color(blue,yellow){[ 検閲により削除 ]};でも使えるカメラ」も死語となった現在、「簡単さ」をアピールすることはどんどん難しくなってきている。 **中立な用語として [#cfb7059d] 学園などで「男の子」との対比で使用される「女の子」は価値中立的とされる。郷ひろみ的世界観である。しかし、そのような場合でも、時にセクシャル・[[マイノリティ]]を排除しているなどと批判されかねないので注意が必要である。 **おにゃのこ [#hf621dcc] [[萌え>moe]]系の女の子は「おにゃのこ」とも呼称される。「女の子」をローマ字書きすればonnanokoであり、変換ミスでもおにゃのこにはならない。onyanokoはミスタイプであるわけだが、誰も気にしない。 **「少女」との関係 [#wd8c6a5e] 頭の固い辞典では「女の子」は「少女」へリダイレクトされている。「女の子」と「少女」の間にも深くて暗い川があるのだが、誰も気にしない。 両者の具体的な違いは下記の通りである。 |BGCOLOR(silver):|BGCOLOR(silver):|BGCOLOR(silver):|c ||女の子|少女| |髪型|おかっぱ頭|黒髪ロングで色白| |服装|赤い吊り[[スカート>skirt]]|ロングスカートあるいはワンピース| |メガネ|黒あるいは赤のセルフレーム|アンダーリムあるいはフレームレス| |教室で|「男子ー遊んでないでちゃんと掃除しなさいよー」と大声をはりあげている|窓際で純文学を読んでいる| |家に遊びに行くと|母ちゃんが「あら、○子が男の子を連れてくるなんて珍しいね~」とジロジロ見てくる|お母さんが「あら、よく来たわね。ゆっくりしていらしてね」と紅茶を出してくれる| |病気|おたふく風邪|白血病あるいは結核、もしくはアルビノ| **「男の娘」の対義語として [#ke010d70] 「子」は時として「男子」を意味する(「帰国子女」など)。そのため、「男の娘」の対義語として「女の子」を使うべきではないかという意見もあるが、そもそも男装女子というジャンルがそれほど盛り上がっていないためかそのような用例は見当たらない。「ボクっ子」あたりが近いがちょっと違う。今後のハッテンが待たれるジャンルである。 **関連項目 [#a4251ca6] -超女の子 -スイーツ(笑) -女 -子供