#author("2018-05-02T10:09:14+09:00","","") #author("2018-05-02T10:09:53+09:00","","") [[ニュース]] *自宅に[[引き籠もり]]生活 “号泣県議”こと[[野々村竜太郎]]は今 [#ef2f31f4] *自宅に[[引き籠もり>引きこもり]]生活 “号泣県議”こと[[野々村竜太郎]]は今 [#ef2f31f4] https://c799eb2b0cad47596bf7b1e050e83426.cdnext.stream.ne.jp/img/article/000/228/284/507339cf4a73070e0a9889c67c84144420180501153105128_262_262.jpg 全世界に泣きじゃくる姿をさらし、地方議会の政務調査費の闇を世間に知らしめたのが、[[野々村竜太郎]]竜太郎(51)だ。2016年7月に、詐欺罪で懲役3年、執行猶予4年の判決を受けた。現在は、大阪市に住む「ののちゃん」に会いに行ってきた。 &size(30){''「ウワーん。ワァーん、ビェーん、ワァーん」''}; 2014年7月、大の[[男]]、それも地方とはいえ、れっきとした[[政治家]]が[[子ども]]のように泣きじゃくる様子は、当時、日本中を凍りつかせたものだ。 この“キレ芸”を炸裂させた[[野々村竜太郎]]''“号泣”''は、結局、「カラ出張」で政務調査費を詐取した罪で、有罪判決を受けた。 彼は今、大阪市住之江区の集合住宅に住んでいる。その自宅を直撃したのだが、何の返答もない。しばらく自宅前で待っていると、[[警察官]]がやって来た。 「あの?住民の方から連絡が来まして。どこの社の方でしょうか?」 通報主は[[野々村竜太郎]]のようだ。[[警察官]]に事情を説明すると、心なしか半笑いで、「分かりました」とだけ答えて去っていった。 「[[野々村竜太郎]]は事件以来、ずっと自宅で[[引き籠もって>引きこもり]]いますが、その足音で家族、団地の住人、[[警察官]]、営業マン、[[マスコミ]]……と聞き分けられるそうです」(地域住民) これまでにも5回ほど、[[野々村竜太郎]]の自宅を直撃している。 その都度、チャイムを鳴らし、ノックをし、名刺をドアに入れているが、一度も反応することはなかった。明らかに人の気配がするにもかかわらず、だ。 確かに[[野々村竜太郎]]は在宅しているのだろう。自宅前で待ち伏せていると、必ず[[警察官]]がやって来る。そして「どこの社ですか?」と問いただされるのだ。 「夜中なら運がよかったら会えるかもしれへんで。でも、どうも[[マスコミ]]さんが来ていると分かるみたいやな。そういうときは、絶対、表には出はらへんみたいなんや。深夜でも帽子にマスク姿で歩いてはるから、近所の住民からしたら余計目立つんやけど(笑い)」(前出の地域住民) モノは試しと近隣住民にドアをノックしてもらい、ドアに記者の名刺と手紙を入れてみた。すると、中からこれを取り出す様子が分かった。 きっと、[[野々村竜太郎]]本人に間違いないだろう。 やはり、[[マスコミ]]関係者とそれ以外とは音と気配で区別できるようだ。 「ご両親の[[年金]]で暮らしてはると聞いています。事件があったにしても一度は“先生(議員)”だった方ですから。結構、[[おカネ>貨幣]]も持ってはるのとちゃいますか」(前出の地域住民) 詐取した公金はすべて返金。これにより「執行猶予を勝ち取った」([[弁護士]])という声もある。 事件後の[[裁判]]では、その[[弁護士]]費用についても取り沙汰されたものだ。 「国選弁護人なので無料ですよ。[[弁護士]]は記者団に揉みくちゃにされ車を傷だらけにされたと激怒していました。政調費の使い道だけではなく、[[マスコミ]]報道のあり方にも一石を投じた地方[[政治家]]として名を残しています」(地元紙記者) [[政治家]]とは実績だ。これだけの実績と名前もある。もしかすると政界復帰も、射程圏内かもしれない。自宅のドア越しにこのことについて聞いてみた。 「……」 やはり無反応だった。 「もう追い回すの。堪忍したりいな」(住民) やはり[[政治家]]、今でもがっちり住民の心を掴んでいるようだった。