#author("2019-10-28T12:09:58+09:00","","")
[[ニュース]]

*閣僚が次々造反 [[安倍晋三]]政権は「[[麻生太郎]]辞任」が終わりの始まり [#r47699a8]
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まさに政権末期だ。次々にスキャンダルが押し寄せている[[安倍晋三]]政権。末期的なのは、閣僚たちが半ば公然と“造反”し始めていることだ。閣僚をコントロールできなくなったら、政権の終わりは近い。

[[安倍晋三]]1強が続いた、この5年間、閣僚が[[安倍晋三]]に逆らうことは皆無だった。[[独裁者]]に恨まれたら、どんな仕打ちをされるか分からないと怯えたからだろう。ところが、ここにきて空気が一変している。[[安倍晋三]]が困ると承知しながら、[[自分]]の考えに従って行動し始めているのだ。

そもそも、モリカケ疑惑が再びここまで大きくなったのは、斎藤健が「省内に残っていた」と、愛媛県の職員が作った「備忘録」を公表したことが発端である。愛媛県と今治市の職員が、[[柳瀬唯夫]]と官邸で面会し、[[柳瀬唯夫]]秘書官が「これは[[安倍晋三]]案件」と明言したことを証明する文書である。愛媛県の職員が[[農水省]]の[[官僚]]に手渡していた。

2018年4月20日は、林芳正が「[[文科省]]にあった」と「内部文書」を公表。こちらは、愛媛県と今治市の職員が官邸を訪問した当日、[[内閣]]府から[[文科省]]にメールされたもの。「本日15時から[[柳瀬唯夫]]とも面会するようです」と具体的に記されていた。

農相と文科相の2人が「内部文書」を公表したことで、もはや[[柳瀬唯夫]]が「会ったことはない」と[[嘘]]をつき続けるのは不可能となった。

さらに、野田聖子は、[[財務省]]の福田淳一の[[セクハラ]]について、「[[メディア]]で働いている[[女性]]の生の声を聞きたい」と、近々、[[セクハラ]]被害の実態を聞く場を設けると発表した。総務大臣が[[女性]]記者と懇談すれば、また[[セクハラ]]問題が話題になるのは間違いない。

「[[安倍晋三]]は内心、農相、文科相、総務相の3人に対してはらわたが煮えくり返っているはずです。3人とも、わざわざ騒動を大きくして、結果的に[[安倍晋三]]に打撃を与えていますからね。閣僚への抑えが利かなくなるのは、政権末期の特徴です。[[安倍晋三]]1強が続いていたら、農相も文科相も内部文書を公表しなかったでしょう。ポイントは、3人とも、もともと[[安倍晋三]]とは“敵対関係”にあることです。[[安倍晋三]]本人は、うまく取り込んだつもりだったのでしょうが、完全に裏目に出ています」(政治評論家・山口朝雄)

**[[麻生太郎]]は連休後に辞任か [#lb499adf]
いま「いつ[[安倍晋三]]を見放すのか」と注目されているのが[[麻生太郎]]だ。第2派閥を率いる[[麻生太郎]]が[[安倍晋三]]に見切りをつけたら、[[安倍晋三]]政権は完全に終わりだ。

「意外にスジを通すタイプの[[麻生太郎]]は、閣内にいるうちは[[安倍晋三]]を支え続けるでしょう。でも、閣内を離れたら、もう義理はない。問題は、いつ財務大臣を辞めるのかです。タイミングは、[[公文書]]の[[改ざん]]について、[[財務省]]の調査がまとまり、誰を処分するか決まった時でしょう。調査結果と処分を発表する時、[[麻生太郎]]は『トップの私が責任を取る』と辞任するつもりでしょう。時期は、連休明けだとみられています。検察の捜査も連休後に決着するとみられています。[[麻生太郎]]が辞める時が、[[安倍晋三]]政権の終わりの始まりになるのではないか」([[自民党]]事情通)

政権が弱体化したら、この先、閣僚の“造反”が、さらに増える可能性が高い。“造反”が続けば、さらに政権が弱体化していく。[[安倍晋三]]政権の終わりが近づいている。


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