#author("2019-10-28T12:14:15+09:00","","")
[[ニュース]]

*[[麻生太郎]]が「悪いのは[[安倍昭恵]]だろう!」と怒鳴る声が[[役人]]に話題 [#weaea86a]
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[[森友学園問題]]で窮地に陥った[[安倍晋三]]だが、[[佐川宣寿]]が証人喚問で「官邸からの指示は一切ございませんでした」と明言したことで、“[[オレ>安倍晋三]]の疑惑は晴れた”とすっかり上機嫌になっているようだ。さらに、周辺からは一か八かの電撃解散論まで巻き起こっている。

ここで[[安倍晋三]]政権に立ち直られると反主流派以上に困るのは、“[[安倍晋三]]以外”の後継者選びに動き出していた[[麻生太郎]]や菅義偉、二階俊博ら政権を支える[[自民党]]の実力者たちだ。二階に近いベテラン議員は困惑している。

「[[安倍晋三]]夫妻が疑惑から逃げ切れるかどうかはもはやどうでもいいこと。内閣支持率がここまで下がると、来年の統一地方選と参院選に大きな影響が出るのは間違いない。そこで各派の最高幹部同士が話し合いを重ね、[[安倍晋三]]には今国会中に退陣していただくシナリオが練られてきた。二階は[[公明党]]との間で、“最悪の場合は内閣総辞職”という線で内々に話をつけている」

国会会期中の内閣総辞職となれば、党員投票を実施する日程上の余裕はなく、[[自民党]]両院議員総会での議員投票で後任の総裁を選ぶことになる。

「その場合は敵が少ない岸田文雄が有利だが、[[安倍晋三]]の残り任期を引き継ぐから、秋に改めて党員投票の総裁選を実施することになる。そうなれば党員人気が低い岸田は石破(茂)に逆転されるかもしれない。[[麻生太郎]]や菅をはじめ、各派の領袖はそれを計算して票読みをしていた」

[[自民党]]も[[公明党]]も[[国会議員]]たちは「次の総選挙は2020年の東京五輪の後になる」(党役員)と何の準備もしていない。

官邸の内実もとても選挙どころではない。危機管理体制が完全に崩壊状態なのだ。[[財務省]]の文書書き換えを知った時期について、[[安倍晋三]]と[[麻生太郎]]と菅の説明が食い違ったのが象徴的である。

[[安倍晋三]]と[[麻生太郎]]が「2018年3月11日に報告を受けた」と説明したのに対し、[[公明党]]の石井啓一は会見で「2018年3月5日に官邸に報告した」と暴露し、菅も「[[安倍晋三]]も私も2018年3月6日に報告を受けた」と食い違いが露呈した。

この後始末をめぐって[[麻生太郎]]と菅が“内ゲバ”を演じたという。

「書き換え問題は[[財務省]]と官邸がバラバラに対応し、官邸でも菅と今井尚哉の意思の疎通がうまくいっていない。だから混乱が起きた。その後、調整役の菅は[[麻生太郎]]を訪ねて善後策を協議したが、[[麻生太郎]]がブチ切れて『悪いのは[[安倍昭恵]]だろう!』と怒鳴る声がドアの外まで聞こえてきたと[[役人]]たちの話題になっていた」(与党幹部)

与野党の誰もみんな政権末期を感じている。そこに“終わった”はずの[[安倍晋三]]がやおら起き上がり、「解散だ!」と言いだせばシナリオは完全に狂ってしまう。


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