#author("2018-09-03T16:07:22+09:00","","") #author("2018-09-03T16:08:29+09:00","","") [[CentOS7]] *Apache httpd : Ruby を利用する [#x7acdf15] Ruby スクリプトを CGI として利用できるよう設定します。 Ruby をインストールします。 |BGCOLOR(black):COLOR(white):|c |[root@localhost ~]# yum -y install ruby| CGI の実行はデフォルトで「/var/www/cgi-bin/」配下で許可されています。 よって、例えば「/var/www/cgi-bin/index.rb」スクリプトを作成して配置することで、「http://(httpd サーバー)/cgi-bin/index.rb」へアクセス可能となります。 なお、当該設定は「/var/www/cgi-bin/」配下のファイルを全て CGI と扱うため、CGI 以外のファイルは表示不可です。 |BGCOLOR(black):COLOR(white):|c |&color(lightpink){# 以下の設定により /var/www/cgi-bin/ 配下では CGI の実行が許可されている};| |[root@localhost ~]# grep -n "^ *ScriptAlias" /etc/httpd/conf/httpd.conf| |247: ScriptAlias /cgi-bin/ "/var/www/cgi-bin/"| 上記デフォルト以外のディレクトリで CGI の実行を許可する場合は以下のように設定します。 例として、「/var/www/html/cgi-enabled」配下で CGI の実行を許可します。なお、CGI として扱う拡張子を指定しているため、html 等も配置可能です。 |BGCOLOR(black):COLOR(white):|c |[root@localhost ~]# vi /etc/httpd/conf.d/cgi-enabled.conf| |&color(lightpink){# 新規作成}; &br; &color(lightpink){# 拡張子 .rb を CGI として扱う}; &br; <Directory "/var/www/html/cgi-enabled"> &br; Options +ExecCGI &br; AddHandler cgi-script .rb &br; </Directory>| |[root@localhost ~]# systemctl restart httpd| SELinux を有効にしている場合で、[3] のようにデフォルト以外の場所で CGI を許可する場合は、ポリシーの許可設定が必要です。 SELinux を有効にしている場合で、デフォルト以外の場所で CGI を許可する場合は、ポリシーの許可設定が必要です。 |BGCOLOR(black):COLOR(white):|c |[root@localhost ~]# chcon -R -t httpd_sys_script_exec_t /var/www/html/cgi-enabled| |[root@localhost ~]# semanage fcontext -a -t httpd_sys_script_exec_t /var/www/html/cgi-enabled| CGI を許可したディレクトリ配下に CGIテストページを作成して動作確認をします。任意のクライアントで Web ブラウザを起動し、以下のように作成したテストページにアクセスできれば OK です。 |BGCOLOR(black):COLOR(white):|c |[root@localhost ~]# vi /var/www/html/cgi-enabled/index.rb| |#!/usr/bin/ruby &br; &br; print "Content-type: text/html\n\n" &br; print "<html>\n<body>\n" &br; print "<div style=\"width: 100%; font-size: 40px; font-weight: bold; text-align: center;\">\n" &br; print "Ruby Script Test Page" &br; print "\n</div>\n" &br; print "</body>\n</html>\n" &br; | |[root@localhost ~]# chmod 705 /var/www/html/cgi-enabled/index.rb| &ref(01.png);