DMARCとは,上で設定したSPFやDKIMといった認証技術を利用し,詐称された(なりすまされた)メールを受信者がどう扱うべきかをドメイン管理者が宣言・制御するものである.
送信側でこれを利用するためには,SPFやDKIMの設定と同様にこのドメインを管理しているDNSのゾーン情報にTXTレコードを一つ追加するだけでいい.
具体的には,以下のようなTXTレコードを追加する.
_dmarc.example.net. IN TXT "v=DMARC1; p=quarantine; pct=100; rua=mailto:admin@example.net; sp=reject;"