#author("2018-03-30T09:09:30+09:00","","")

#author("2018-05-17T10:28:52+09:00","","")

[[ニュース]]

*[[中国]]を用心棒に [[金正恩]]「電撃訪中」で米朝会談どうなる? [#g265c131]
https://c799eb2b0cad47596bf7b1e050e83426.cdnext.stream.ne.jp/img/article/000/226/044/d0cb81a83a0533fdd345832f57dfbf9a20180329132015355_262_262.jpg

[[北朝鮮]]の[[金正恩]]が[[中国]]を訪問、[[習近平]]と会談したニュースに世界はビックリだ。突然の訪中の裏には[[金正恩]]の[[米国]]への“恐怖”があったようだ。

2018年3月13日、[[ドナルド・トランプ]]は穏健派のティラーソンを更迭し、CIA長官のマイク・ポンペオを後任に指名した。マクマスターを解任し、ジョン・ボルトンを後任に充てる方針も打ち出した。ポンペオもボルトンも[[北朝鮮]]に対する強硬派だ。[[ドナルド・トランプ]]がこの2人を抜擢したことで、[[金正恩]]が米軍の攻撃に怯えたのは間違いない。

2018年3月13日、[[ドナルド・トランプ]]は穏健派のティラーソンを更迭し、CIA長官のマイク・ポンペオを後任に指名した。マクマスターを解任し、ジョン・ボルトンを後任に充てる方針も打ち出した。ポンペオもボルトンも[[北朝鮮]]に対する強硬派だ。[[ドナルド・トランプ]]がこの2人を抜擢したことで、[[金正恩]]が[[米軍]]の攻撃に怯えたのは間違いない。


コリア・レポート編集長の辺真一が言う。

「[[金正恩]]が『私の電撃的な訪問』と語ったことから、今回の訪中は1週間くらいで急きょ決まったものと思われます。[[習近平]]の再選にわずか3行の祝電しか打たなかった[[金正恩]]がいきなり妻同伴で訪中した理由は、[[中国]]を“用心棒”にしたかったからでしょう。2018年5月に開催されるという米朝首脳会談を前に、[[中国]]との良好な関係を[[ドナルド・トランプ]]に見せつけようとしたのだと思う。[[金正恩]]は近く[[ロシア]]のプーチンとも会うはずです」

これまで[[金正恩]]は国内から一歩も出ることなく、“[[引きこもり]]”状態だった。理由は暗殺を恐れているとも、不在時にクーデターが起きるのを警戒しているとも言われた。それが君子豹変。外交舞台に躍り出たことになる。

[[金正恩]]は米朝会談の前に[[韓国]]とも南北首脳会談を行う予定だ。その前後にプーチンとも会うとなれば、国際情勢は大きく変わる。気になるのは、[[ドナルド・トランプ]]がどう出てくるのかだ。

「[[ドナルド・トランプ]]にとって心配の種が増えたことになります。これまで[[中国]]は味方だと思っていたのに、[[金正恩]]と握手して寝返ってしまったと、かなりの心理的プレッシャーを受けているはずです」(辺真一)

ほんの3カ月前、国際社会で孤立していた[[北朝鮮]]は、一気に[[中国]]、[[ロシア]]、[[韓国]]の3カ国に接近している。[[北朝鮮]]がこの3カ国を抱き込んで連合体となり、[[ドナルド・トランプ]]がその威勢を警戒して米朝会談で妥協すれば、[[日本]]だけが取り残されることになる。圧力一辺倒でやってきた“[[安倍晋三]]外交”は、また失敗に終わる可能性がある。

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