#author("2018-05-02T09:02:57+09:00","","")

#author("2018-05-04T01:19:41+09:00","","")

[[森友問題]]

*[[佐川宣寿]]喚問の焦点はひとつ この国を狂気から取り戻せるかだ [#j256757b]
https://c799eb2b0cad47596bf7b1e050e83426.cdnext.stream.ne.jp/img/article/000/225/893/c7e6c9739a7bcba323b798313bb9e34920180327110130519_262_262.jpg

**誰が指示したのかも重要だが文書[[改ざん]]の事実だけで内閣総辞職が当たり前 [#y5256174]
やっと実現した[[佐川宣寿]]の証人喚問。焦点のひとつは、「決裁文書」の[[改ざん]]について、どこまで[[佐川宣寿]]が真実を話すのかである。

なぜ公文書を[[改ざん]]したのか、いったい誰の指示だったのか。[[佐川宣寿]]は、すべて知っているはずだ。誰が考えたって、犯罪行為である公文書の[[改ざん]]を[[役人]]が自分の判断で勝手にやるはずがない。しかも、決裁書を[[改ざん]]したのは、自分たちの利益のためではない。[[安倍晋三]]夫妻を守るためだ。[[安倍晋三]]が「[[私>安倍晋三]]や[[妻>安倍昭恵]]が関わっていたら総理も[[国会議員]]も辞める」と口走ったために、慌てて決裁書から「[[安倍昭恵]]」の文字を削除している。大きな政治力が働いたのは間違いない。

それでも[[安倍晋三]]は、すべての責任を[[佐川宣寿]]に押しつけて逃げ切るハラだ。[[安倍晋三]]政権は「[[佐川宣寿]]が」「[[佐川宣寿]]が」を連発している。

しかし、部下に責任を押しつけて自分だけ逃げ切りを図ろうなんてとんでもない話だ。そもそも「公文書[[改ざん]]」という事実が発覚しただけで総辞職するのが当たり前である。民間[[企業]]だって、不正や隠蔽が発覚したらトップが責任をとって引責辞任している。

まして、[[改ざん]]されたのは公文書である。近代民主主義国家で公文書の[[改ざん]]は、絶対にやってはいけないことだ。

「[[公務員]]による公文書の偽造(刑法156条)は、1年以上10年以下の懲役という非常に重い刑です。騒乱罪(刑法106条)の首謀者と等しい。ここまで重い刑を科すのは、民主主義国家にとって、それほど公文書は重要だからです。だから、[[アメリカ]]では50年たったら、すべての公文書を国民に公開するのが原則です。もし、公文書が自由に書き換えられたら、国民はなにを信じていいのか分からなくなってしまう。権力者はやりたい放題になり、民主主義国家は成り立たない。まさか、この[[日本]]で公文書が[[改ざん]]されるなど、国民は夢にも思わなかったでしょう。公文書の[[改ざん]]という一事をもっても、[[安倍晋三]]は即刻、総辞職するのが当たり前です」(立正大名誉教授・金子勝=憲法)

「[[公務員]]による[[公文書]]の偽造(刑法156条)は、1年以上10年以下の懲役という非常に重い刑です。騒乱罪(刑法106条)の首謀者と等しい。ここまで重い刑を科すのは、[[民主主義]][[国家]]にとって、それほど[[公文書]]は重要だからです。だから、[[アメリカ]]では50年たったら、すべての[[公文書]]を[[国民]]に公開するのが原則です。もし、[[公文書]]が自由に書き換えられたら、[[国民]]はなにを信じていいのか分からなくなってしまう。権力者はやりたい放題になり、[[民主主義]][[国家]]は成り立たない。まさか、この[[日本]]で[[公文書]]が[[改ざん]]されるなど、[[国民]]は夢にも思わなかったでしょう。[[公文書]]の[[改ざん]]という一事をもっても、[[安倍晋三]]は即刻、総辞職するのが当たり前です」(立正大名誉教授・金子勝=憲法)


[[改ざん]]された公文書は、本当に[[財務省]]の「決裁文書」だけなのか。これまで、[[安倍晋三]]政権は「[[安倍晋三]]の意向」と記された公文書や、南スーダンに派遣された自衛隊の日報を「確認できない」と平然と[[嘘]]をついてきた。

まだまだ、[[改ざん]]された公文書があるのではないか。

**[[安倍晋三]]官邸が指示しようがしまいが、結果的に文書を[[改ざん]]してしまう恐怖支配を終わらせなくてはならない [#ee1b520e]
2018年3月26日の参院予算委で[[財務省]]の官房長が決裁文書の[[改ざん]]について「[[安倍晋三]]官邸も[[麻生太郎]]も指示も関知もしていなかったのは紛れもない事実だ」と強弁していたが、問題は指示があったとか、[[忖度]]したとかではない。誰よりも清廉潔白でなければならないはずの[[公務員]]が、[[安倍晋三]]政権を恐れるばかりに、結果として文書[[改ざん]]という重犯罪に手を染めてしまったという事実だ。

いまや霞が関は、[[北朝鮮]]の[[官僚]]組織と同じである。[[安倍晋三]]官邸に“恐怖支配”され、犯罪だと分かっていても、将軍様のご機嫌を損ねないために、実行しなくてはならなくなっている。

「例えは悪いですが、堅気の人が運悪く暴力団と関わってしまった状況と似ています。少しでも逆らったり、邪魔したりしたら、身の危険にさらされかねないので、共犯者として行き着くところまで行くしかなくなってしまうのです」(元経産[[官僚]]・古賀茂明)

[[役人]]が怯えるのも当然だ。なにしろ[[安倍晋三]]政権は、辞めた[[官僚]]だろうが、敵とみなせば容赦しない。

[[天下り]]問題で辞職した[[文科省]]の[[前川喜平]]は、「在職中に[[出会い系バー]]に頻繁に出入りしていた」と[[悪意]]のある記事を書かれ、さらに、名古屋市立中学で授業をしただけで、「[[国家公務員]]法違反者が教壇に立てるのか」と[[安倍晋三]]チルドレンにイチャモンを付けられた。

2002年の[[小泉純一郎]]訪朝をお膳立てした[[外務省]]の田中均は、[[安倍晋三]]から〈彼に外交を語る資格はありません〉と、なんと[[フェイスブック]]の書き込みで口撃されている。田中は退官して10年近く経っていたのに、である。

[[安倍晋三]]の異様な“[[粘着]]質”がよく分かるというものだが、[[安倍晋三]]政権の怖さはただ単に官邸が人事を握っているとか、出世に響くとか、そんな生易しいレベルではない。徹底的に個人攻撃し、社会的に抹殺するのだ。だから、前例を見せつけられ、震え上がった[[官僚]]は、政権の言いなりになる。[[粛清]]が当たり前の[[北朝鮮]]みたいなもので、民主主義とはかけ離れた世界なのである。

「[[日本]]は既に実質的な独裁制度が成立してしまっているということですよ。独裁国家では独裁者自身が何も言わなくても、下の者たちは独裁者のために勝手に動く。独裁者は自分で命令する必要はないのです。[[森友問題]]で[[安倍晋三]]や[[安倍昭恵]]の指示があったのかどうかを調べても答えは出てこない可能性は高いし、核心はそこではありません。[[官僚]]を自ら勝手に犯罪に手を染めさせるような異常な構造こそが問題なのです。正常化させるには、内閣人事局をなくせばいいということではなく、[[安倍晋三]]が[[官僚]]機構を仕切っている状況をリセットするしかありません」(古賀茂明氏=前出)

[[安倍晋三]]政権に退陣してもらうしか、この国の再生はないということだ。

**[[財務省]]の[[改ざん]]に注目を集めようとしているが、原点は背任罪である。その背任を強要したのも[[安倍晋三]]狂乱支配である [#gcba85b4]
https://c799eb2b0cad47596bf7b1e050e83426.cdnext.stream.ne.jp/img/article/000/225/893/8c7224b8ebb6d3c08d6d6b57a0a0002920180327110130596_262_262.jpg

[[財務省]]による「決裁文書」[[改ざん]]に注目が集まっているが、[[森友問題]]の原点は、国有地が8億円も値引きされて売却されていたことだ。

豊中市議の木村真の情報公開請求に対して、国有地の売却額を[[財務省]]が黒塗りにしたことで[[森友問題]]に火がついた。もし、木村が気付かなければ、問題にならず、スルーされていたはずだ。木村が言う。

「[[佐川宣寿]]の答弁や、決裁文書の[[改ざん]]は、“後処理”の話です。そもそも、なぜ[[官僚]]が、国民の財産をたたき売ってまで、森友学園の[[小学校]]開設に尽力したのか。8億円の値引きは、[[財務省]]と[[国交省]]にまたがって行われた背任行為です。2つもの巨大省庁が動いたのは、[[安倍晋三]]案件だったからだとしか思えません」

「[[佐川宣寿]]の答弁や、決裁文書の[[改ざん]]は、“後処理”の話です。そもそも、なぜ[[官僚]]が、[[国民]]の財産をたたき売ってまで、森友学園の[[小学校]]開設に尽力したのか。8億円の値引きは、[[財務省]]と[[国交省]]にまたがって行われた背任行為です。2つもの巨大省庁が動いたのは、[[安倍晋三]]案件だったからだとしか思えません」


実際、[[籠池泰典]]が[[安倍昭恵]]の名前を出した途端、国有地の貸し付けや売却がトントン拍子で進んでいった。

しかし、国民の財産である国有地を8億円もダンピングするのは、明らかな背信行為である。なぜ、背任罪にもつながる「森友優遇」が役所でまかり通ったのか。

しかし、[[国民]]の財産である国有地を8億円もダンピングするのは、明らかな背信行為である。なぜ、背任罪にもつながる「森友優遇」が役所でまかり通ったのか。


[[安倍晋三]]政権による恐怖支配に、[[役人]]も従わざるを得なかったのは明らかだ。[[安倍晋三]]におもねれば褒められ、逆らえば切られる――。法令順守より、そんな意識が[[官僚]]に行き渡っていたということだ。

「[[役人]]の汚職はいつの時代もありますが、これまでは、一部の“悪い[[役人]]”が、自らの私利私欲のために手を汚すというパターンでした。ところが、[[森友問題]]は毛色が違う。今までになかった不正です。[[役人]]自身はもちろん、省庁にも目に見えるメリットはないのです。[[森友問題]]では、[[安倍晋三]]政権に忠誠を誓って職務を遂行し、自分の身を守れることに、[[役人]]はメリットを見いだしているように見えます」(木村真=前出)

[[安倍晋三]]政権は国民の関心を[[改ざん]]問題に集中させようとしているが、[[森友問題]]の原点は国有地格安売却という背任行為だということを忘れてはならない。

[[安倍晋三]]政権は[[国民]]の関心を[[改ざん]]問題に集中させようとしているが、[[森友問題]]の原点は国有地格安売却という背任行為だということを忘れてはならない。


**次は迫田、谷、[[安倍昭恵]]、今井と続く[[安倍晋三]]政権の無間地獄 [#h5695b23]

[[安倍晋三]][[自民党]]は「[[佐川宣寿]]喚問」で[[森友問題]]の幕引きを図ろうとしているが、それで国民が納得すると思ったら大間違いだ。むしろ、国民のフラストレーションは高まるだけである。[[佐川宣寿]]を喚問しただけでは、[[森友問題]]の“全容”は明らかにならないからだ。

**次は迫田、谷、[[安倍昭恵]]、今井と続く[[安倍晋三]]政権の無間[[地獄]] [#h5695b23]

[[安倍晋三]][[自民党]]は「[[佐川宣寿]]喚問」で[[森友問題]]の幕引きを図ろうとしているが、それで[[国民]]が納得すると思ったら大間違いだ。むしろ、[[国民]]のフラストレーションは高まるだけである。[[佐川宣寿]]を喚問しただけでは、[[森友問題]]の“全容”は明らかにならないからだ。


[[佐川宣寿]]が関わったのは、「決裁文書」の[[改ざん]]だけである。立憲民主党の枝野幸男が「今回の証人喚問は入り口に過ぎない」と言ったように、“本丸”である「国有地ダンピング」の真相は、[[佐川宣寿]]の喚問だけでは解明されない。

[[財務省]]が国有地の8億円値引きに応じざるを得なかったのは、[[籠池泰典]]のバックに[[安倍昭恵]]の存在があったからだ。名誉校長まで務めた[[安倍昭恵]]の証人喚問が不可欠なのは当然だ。その[[安倍昭恵]]付の[[政府]]職員として[[財務省]]と森友学園側との“橋渡し”役を担った谷査恵子の証言も必須である。谷が[[籠池泰典]]宛てに送ったFAXには、〈[[安倍昭恵]]にもすでに報告させていただいております〉と記されていた。政治評論家の山口朝雄氏は言う。

「[[森友問題]]の根っこは国有地がなぜ格安で払い下げられたのか、ということです。[[安倍昭恵]]以下、関係した人物から話を聞く必要があるのは当然です。世論調査でも[[安倍昭恵]]の喚問について、約65%が『必要だ』と答えています」

国有地払い下げの真相を知っているとみられるのは[[安倍昭恵]]と谷に加え、今井尚哉と迫田英典の4人だ。

「[[安倍晋三]]側近」として官邸内を取り仕切る今井は“陰の総理”とまで呼ばれ、[[文科省]]の[[前川喜平]]は週刊朝日(2018年3月30日号)で、決裁文書書き換えについて〈官邸にいる誰かから「やれ」と言われたのだろう。私は、その“誰か”が総理秘書官の今井尚哉ではないかとにらんでいる〉とまで言っていた。

迫田は、[[財務省]]が8億円値引きして国有地売却を決めた時の理財局長で決裁権者だ。“実務担当者”から話を聞かずに、解明などできるはずはない。

「この4人から話を聞かなければ、[[森友問題]]の解明は終わらないでしょう。[[佐川宣寿]]喚問後、[[安倍昭恵]]も、谷も、今井も連鎖的に証人喚問を求める声が上がるでしょう」(山口朝雄=前出)

**どう転んでも[[安倍晋三]]政権は持たないし辞めなきゃ野垂れ死にの運命だろう [#z870ec09]
この期に及んで[[安倍晋三]]は、“総裁3選”を諦めていないという。秋に行われる総裁選に出馬し、あと3年間、総理総裁を続けるつもりだ。

[[安倍晋三]]周辺は「[[佐川宣寿]]喚問が終われば一区切りつく」「国会会期末の2018年6月18日までしのげば逃げ切れる」と楽観しているという。

「[[安倍晋三]]官邸は政権延命のために、あらゆる手を打っています。とりあえず国民の目を[[森友問題]]からそらすために、2018年4月以降、外交日程を立て続けに入れています。日米首脳会談、日中韓首脳会談、日ロ首脳会談……と、体が持つのかと心配になるほどです。と同時に、御用新聞や御用学者を使って、『いろいろあるけど、やはり国政を任せられるのは[[安倍晋三]]しかいない』という世論をつくっていく作戦。ウルトラCは“電撃訪朝”です。[[金正恩]]と会談し、拉致被害者の帰還を約束させれば、支持率は一気に20ポイントアップすると計算している。その一方、2018年4月末の米朝会談が決裂し、戦争前夜になれば、[[安倍晋三]]批判は終息するという声も上がっています」

「[[安倍晋三]]官邸は政権延命のために、あらゆる手を打っています。とりあえず[[国民]]の目を[[森友問題]]からそらすために、2018年4月以降、外交日程を立て続けに入れています。日米首脳会談、日中韓首脳会談、日ロ首脳会談……と、体が持つのかと心配になるほどです。と同時に、御用新聞や御用学者を使って、『いろいろあるけど、やはり国政を任せられるのは[[安倍晋三]]しかいない』という世論をつくっていく作戦。ウルトラCは“電撃訪朝”です。[[金正恩]]と会談し、拉致被害者の帰還を約束させれば、支持率は一気に20ポイントアップすると計算している。その一方、2018年4月末の米朝会談が決裂し、[[戦争]]前夜になれば、[[安倍晋三]]批判は終息するという声も上がっています」


粘れば粘るほど、[[安倍晋三]]はズタズタになるだけだ。国会前の「[[安倍晋三]]辞めろデモ」も、日増しに大きくなっている。

「つい最近まで“[[安倍晋三]]一強”が続いていたのが嘘のように、政界の空気も一変しています。これまでは、[[安倍晋三]]を批判すると、[[安倍晋三]]親衛隊が攻撃し、黙らせてきました。ところが、[[安倍晋三]]を擁護すると、逆に擁護した側がバッシングされるようになっています。[[安倍晋三]]に善かれと思って行動して、国民から批判された[[安倍晋三]]チルドレンの赤池誠章や池田佳隆、和田政宗は典型例です。[[小泉純一郎]]、福田康夫といった総理経験者も[[安倍晋三]]を批判しはじめている。あきらかに潮目は変わっています」(角谷浩一=前出)

「つい最近まで“[[安倍晋三]]一強”が続いていたのが嘘のように、政界の空気も一変しています。これまでは、[[安倍晋三]]を批判すると、[[安倍晋三]]親衛隊が攻撃し、黙らせてきました。ところが、[[安倍晋三]]を擁護すると、逆に擁護した側がバッシングされるようになっています。[[安倍晋三]]に善かれと思って行動して、[[国民]]から批判された[[安倍晋三]]チルドレンの赤池誠章や池田佳隆、和田政宗は典型例です。[[小泉純一郎]]、[[福田康夫]]といった総理経験者も[[安倍晋三]]を批判しはじめている。あきらかに潮目は変わっています」(角谷浩一=前出)


5年間の[[安倍晋三]]政権によって、この国は破壊されてしまった。[[安倍晋三]]を退陣させ、一刻も早く、この国を狂気から取り戻さないといけない。

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