#author("2018-04-26T19:27:00+09:00","","")

#author("2018-05-04T13:25:04+09:00","","")

[[ニュース]]

*[[安倍晋三]]官邸に潰された [[佐川宣寿]]のバラ色“セカンドライフ” [#ca249801]

https://c799eb2b0cad47596bf7b1e050e83426.cdnext.stream.ne.jp/img/article/000/225/380/e3a7fe9624df5b9898101f721232d13720180317163704358_262_262.jpg

ひとりで罪をかぶるつもりなのか――。[[財務省]]の決裁文書改ざん問題で、2018年3月9日に「引責辞任」した[[佐川宣寿]](60)。[[安倍晋三]]官邸は、改ざんが一から十まで理財局内で行われたとして、当時の理財局長だった[[佐川宣寿]]を「主犯」に仕立て上げようと躍起だ。森友問題で悪名を馳せた「官邸の守護神」は、このままいくと官邸の「汚れ役」で生きていくしかなくなる。

「[[佐川宣寿]]の答弁に合わせて、書き換えたというのが事実だと思っています」と全責任を転嫁した[[麻生太郎]]に続き、2018年3月16日の衆院財務金融委員会で、身内だったはずの太田充までが、「([[佐川宣寿]]の)関与の度合いは大きかったのではないか。(改ざんを)知っていたと思う」と突き放した。

「改ざんは[[佐川宣寿]]だ、[[佐川宣寿]]、みな[[佐川宣寿]]」で、仕えた上司に詰め腹を切らされ、かつての部下に見放された[[佐川宣寿]]。36年間務めた[[財務省]]を石もて追われるように去り、「バラ色のセカンドライフ」は、見事なまでに砕け散った。

「本来、国税庁長官OBには引く手あまたの[[天下り]]ライフが待っていたはず。過去には“渡り”と称して複数の[[企業]]・団体の役職を経験し、8億円も稼いだツワモノもいましたが、今や“傷モノ”の[[佐川宣寿]]を受け入れる[[天下り]]先は皆無でしょう」([[財務省]]関係者)

不運は重なるもので、[[佐川宣寿]]は2018年3月16日、高松市の[[男性]]に虚偽公文書作成容疑などで東京地検特捜部に刑事告発された。

**■禁錮刑以上で退職金は満額ゼロ [#t18cc556]

[[安倍晋三]]官邸にセカンドライフを潰されたとはいえ、国税庁長官を約9カ月務めた報酬はかなり高額だ。もちろん、その原資は血税である。

「一般論として、国税庁長官の年収は約2193万円で、月給は約133万円。36年間勤務して退職した場合、約4999万円の退職金が支給されます」([[財務省]]広報室)

減給処分を受けて手にする退職金はもっと減るが、さらに禁錮刑以上をくらうと退職金は満額ゼロ。1銭ももらえない。ちなみに、虚偽公文書作成罪の刑期は「1年以上10年以下の懲役」だ。退職金ゼロで[[佐川宣寿]]が路頭に迷う可能性は十分にある。

「もし刑事訴追されたら、再就職先を見つけることすら困難となる。世田谷区の豪邸の住宅ローンはまだ残っているようですが、大丈夫でしょうか」(前出の[[財務省]]関係者)

[[佐川宣寿]]は来週にも証人喚問される見通しだ。何もかも失った以上、公僕としての良心がまだ残っているなら、[[佐川宣寿]]は国会で洗いざらいぶちまけたらどうか。

「政治家に[[忖度]]したところで良いことはないのに、[[佐川宣寿]]が自発的に行ったとは考えにくい。何らかの指示や圧力があったのでは、と考えるほうが妥当ではないでしょうか。『辞める』という責任の取り方よりも、形はどうであれ人前で真相を話すべきだと思います。国民に仕える公僕としての意識に立ち返っていただきたいですね」(高千穂大教授の五野井郁夫)

「[[政治家]]に[[忖度]]したところで良いことはないのに、[[佐川宣寿]]が自発的に行ったとは考えにくい。何らかの指示や圧力があったのでは、と考えるほうが妥当ではないでしょうか。『辞める』という[[責任]]の取り方よりも、形はどうであれ人前で真相を話すべきだと思います。[[国民]]に仕える公僕としての意識に立ち返っていただきたいですね」(高千穂大教授の五野井郁夫)


前川喜平のようになるか、それとも、官邸の「汚れ役」を買って出るのか。ここで“正義の人”になっておかなければ、第二の[[人生]]はその風貌を生かし、本当に「汚れ役」専門の売れない俳優になるくらいしか道は残されていない。

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