「林さん、大変美味しゅうございます」
~ 林眞須美 について、岸朝子
「凄いぞこの人は・・・これぞまさに究極のカレーを生み出す名人・・・」
~ 林眞須美 について、山岡士郎
「山岡さん、このカレーよ!私たち日本人が求めていた味よ!」
~ 林眞須美 について、栗田ゆう子
「何だこのカレーは!私の想像をはるかに越えている!えぇい中川を呼べ!」
~ 林眞須美 について、海原雄山
「余の餃子に先立つこと10年も前に、カレーで商品化を図った女が居たとは・・・」
~ 林眞須美 について、胡錦濤
林 眞須美(はやし ますみ)とは有名なヒ素入りカレー、通称「マスミカレー」の生みの親であり、カレーライスの普及に努めるカレーライス研究家、また現在はカレールーを製造・販売する会社「(株)マスミカレー」の代表取締役も務める。彼女のカレーは岸朝子や海原雄山など数々の料理評論家が絶賛し、「天国までブッ飛ぶ美味しさ(通称:メイド・イン・ヘヴン)」と言われる。また、彼女自身は「カレーおばさん」と呼ばれ、地元和歌山県では彼女の功績を称えて毎年「眞須美カレーフェスティバル」が開催されている。
小さな漁村に3人兄弟の末っ子として生まれ、ピアノなど買い与えてもらったり、小遣いをいっぱいもらったりと、当時にしては珍しいハイカラで裕福な生活していた眞須美。意外にも看護学校を卒業しており、2年生の時に後の亭主となる林健治と出会った。 健治とは不倫の付き合いだったが、健治は眞須美の為に前妻と離婚し眞須美と婚約、そして2人で「(株)マスミカレー」を設立。さらに2人の子供を儲けたが、生活がうまくいかずなかなかお金が貯まらなかった。
しかし1998年、本社がある和歌山県和歌山市園部で行われたマスミカレーの新商品発表イベントが彼女の運命を変える契機となった。このとき、ミキハウスをイメージブランドとするメディアミックス計画も発表され、マスコミ関係者は多数詰め掛けた(ただしこの時、林本人は夫とともにカラオケに行っていて現地にはいなかった)。そんな中、あまりのカレーの美味しさに人々は驚きをもって迎えたどころか67人はヤミツキになり、そのうちの63人が彼女のカレー中毒になり、後の4人 (64歳男性、54歳男性、16歳女性、10歳男児)がブッ飛んで失神しそのまま帰らぬ人になった。そう、彼女は天国までブッ飛ぶ美味しさのカレーを生み出したのだ!
まさに天性の才能を発揮した彼女は以後カレー研究家の第一人者になり、この「マスミカレー」の世界的な普及に努めた。家庭でも手軽にマスミカレーが食べられるように、健治と協力してマスミカレーのルーやレトルトカレーの製造を始めると、このルー版およびレトルトカレー版「マスミカレー」は全国的に大ヒットした。
「マスミカレー」の旨さの秘訣はやはりヒ素、これを入れなきゃ「マスミカレー」とは言えない。 あまりにもおいしかったので、和歌山県警も噂を聞きつけて食べたが、隠し味がヒ素であることに気付かなかった。どうやら彼らは隠し味に青酸カリを使っていると思っていたようだ。口コミでその話は新潟県警にも伝わり彼らも食べてみた。ようやく隠し味にヒ素を入れていることに気付いたそうな。
今回はマスミカレー(中辛)を使用したマスミビーフカレー6人分のレシピを紹介する。材料や調味料はお好みで変えてマイカレーを作ってみても良い。正し、ヒ素の入れ具合が調理の決め手となる。
※農薬購入など許可証があれば自分でヒ素を購入して足しても構わない。
カレールーの他にシチューやハヤシライスルーも販売している。
マスミの王子様 / マスミはお姫様
マスミカレー
マスミカレー スパイシー 「マスミカレー」の辛口にガラムマサラなどスパイスをふんだんに入れた品、値段は若干高め。
ジュテームカレー
プライムマスミカレー
北海道Whiteマスミカレー
マスミカレー Red
マスミスープカリー
青酸カレー
マスミカレー clear
マスミシチュー
マスミコーンシチュー
マスミビーフシチュー
林さんちのハヤシライス
漫画『包丁人味平』では、主人公・味平のライバルとしてカレーに麻薬を入れる奴が登場した。この漫画を読んでいた読者は「こんな荒唐無稽ありえねー」と思ったわけだが、のちに現実がフィクションを凌駕するということを思い知ることとなった。
マスミカレーはパロディが酷い上に、マスミカレーの間違った食べ方により、死亡事故まで発生したため、ついに林眞須美代表取締役はカレールー販売各社に訴訟を起こされ、警察にも逮捕された。結果、被告は最高裁で「マスミ青酸カレーを自分で調理し食す」という判決が下された。 勿論判決を不当と考えている被告は「戦っていきたい」と弁護士に言った。再審請求する気マンマンである。 だが、現時点では再審請求は棄却されている上に、青酸カレーを食する判決は再審請求をしても確定している。