「中の人などいない!」
~中の人 について、かわうそ君
中の人(なかのひと)とは、公式には存在しないとされている、被人権蹂躙状態の人。
中の人は、人権を剥奪されて何らかの容器に封入されている、あるいは何らかの装置などの動力源として運用されている人のことである。
中の人は公式には存在しないことになっている。例えばガチャピンやムック、ミッキーマウスには「中の人」が存在しないと公式の場で発表されている。こうした「中の人」に関する情報はエシュロンが一手に握っているのが現状であり、国家の安全保障の観点からその情報は公開されていない。
かの清少納言も、「遠くて近きもの 極樂 舟の道 中の人」と述べているように、「中の人」はわれわれの身近にいるのにもかかわらず遠い存在である。なお、hydeは近くにいても遠くに見える。
「中の人」という呼び方以外にも「内臓」や「腸(はらわた)」、あるいは「臓物(ぞうもつ)」や単に「モツ」などの呼び方がある。この呼び方のため一頃はおでんやモツ鍋は中の人の慣れの果てだとも誤解されたが、近年では「牛の中身」ということで決着している。
一般には「小人さん」という仮想上の存在としても良く知られており、「テレビの中の人」や「コンピュータの中の人」、「パチンコの中の人」「プロレスの地方興業の前座イベント」などが知られているが、一部ではこれが幻獣の一種だとも誤解されており、こびとづかんという商品が発売されるに至って、これは「同和部落総鑑」と同じ類の差別図書だとして、解放同盟や一部の人権擁護団体からは問題を提起する声も出ている。
中の人の存在性に付いては、「中の人など居ない!!」という表現がよく知られている。
これは中の人問題が注目された2000年代初頭に、この中の人を酷使しているという疑惑がソニーをはじめとして二足歩行ロボット(→ロボット)を発表していた各社に向けられた際、激昂した同社関係者が発した言葉だとされている。この疑惑は愛知万博(2005年)でも再燃、中の人が苛酷な労働を強いられていると非難された。
なおこの疑惑だが、後に競合するUSロボティスク社の陰謀であったことが指摘されて沈静化した。
また、パチンコなどの、一部にコンピュータを利用したギャンブルに於いては、中の人の気まぐれで出る派と、そんなものは居ないから無駄なことは止めろ派との、喧喧諤諤とした馴れ合いコントが今なお延々と続けられている。
特に有名なのは、千葉にあるのに東京を名乗る世界的搾取営利団体の前線基地である遊園地においてネズミなどを象った人型の内部にて働く人々である。彼らはこの非人道的な団体に洗脳され喜んで強制労働に従事している。この団体の洗脳は巧妙を極め中の人は完全に自己の存在を消滅し、そのキャラクターそのものになり切る。一説にはこれは古代のシャーマニズムを手本とした宗教儀式の一形態であるという指摘もある。
一部の過激派は包丁で掻っ捌いてまで中の人がいないかどうか確認したりするので注意が必要である。
中の人は公式には存在しないことになっているため、労働基準局をはじめとした省庁もノータッチであるなどの問題が見られる。中の人が最も多く用いられている業態には自動販売機があり、これらでは中の人がトイレにも行けない・児童の小遣い銭にも満たない僅かな金銭で酷使されるという事例が報告されている。
中には戸籍すら剥奪された「中の人」も存在し、これらの中の人は憲法が定めるところの人権に保証された「健康で文化的な生活」が阻害されているという指摘が為され、この指摘に拠れば「ドラッグストアのポイントカードが作れない」や「レンタルビデオ店でビデオが借りられない」といったケースが取り沙汰されている。
またこれら中の人は劣悪な環境で労働させられていると考える人権擁護団体もあり、これらの過酷な労働で得られる賃金は、米国では「マックジョブ」と呼ばれ蔑まれているマクドナルドのアルバイトよりも低い時給でしかないとされ、これは幸福追求権および職業選択の自由が阻害されていない限り、到底就く者がいない過酷な労働だとされている。彼らの主張に拠れば、中の人は以下のような劣悪な労働環境にいるという。
など
この中の人問題が日本で注目され始めたのはネズミーランドが千葉県の領土を侵食し始めた頃に始まる。ネズミーランドでは多数の異形の幻獣・怪獣が確認されているが、この一部に中の人疑惑が持ち上がり、現在に至っている。
一言で「中の人」と言ってもさまざまな種類がある。下記にその種類を上げる。
あんこの人
声の人
機械の人
その他の人々