超乳(ちょうにゅう)は、爆乳よりも大きい胸の事。なぜ爆の次が超なのかは有識者会議をもってしても未解決である。「長乳」でもいいんじゃないかとする論文もあるが、これはなぜか有識者会議では異端者扱いになるなど、不可解な点も多い。また、奇乳と呼称した場合、魔女狩りの対象となりやすい。
人間の体の部位「乳」の育成は爆乳の項で説明済みなので省略するが、大体腰を越すまでに成長したものが超乳と呼ばれる(人為的に一時的に成長したものも含む)。その次に大きい乳の呼称として神乳などという呼び名を決めようとする輩もいるがとんでもない事である。超乳には決して上限はないのである。どこまでの大きさが超乳なのか定義を決めることほど馬鹿馬鹿しいものはない。無限大より大きな数字があるのであろうか。
このようにしばしば話題になる超乳ではあるが、この世界で見かけることは殆んど無い。見かけたとしても、空想、あるいは妄想、都市伝説レベル、ご近所の話題として伝えられることが多かった。しかし、情報化社会の恩恵で徐々に知られていくようになる。有名な都市伝説の1つとして、遭難した登山者が、どこからか来た白い和服を着た超乳の女性に抱いてもらって温まり、命を助けてもらった、というどこか昔話で聞いたような事があったとかなかったとか。
非常に大きな乳を持つ場合、その乳の重さが尋常ではないことはすでに様々な論文で発表されている。 超乳に分類される大きさの場合、最低でも片側30kgは超え、合計で60kg以上にもなる。すなわち、本体よりも乳房が重いのだ。これは飛騨牛最高級サーロインステーキに換算した場合、139万円を超える。
これだけの重さのものをぶら下げているため、肩こりもまた尋常ではないとされる。 1987年に超乳の患者を治療した記録とされるカルテには、肩を支える筋肉である、大菱形筋、小菱形筋、僧帽筋、肩甲挙筋のすべてがこの重さのために断裂したと記録されている。
ただし、個人情報保護の観点また守秘義務の観点から、患者名や住所などは公開されず、当時の担当医も秘密を墓場に持っていってしまったために、真実か否かの議論は現在も続いている。
超乳は物理学的に未発見の引力を持つ可能性が最近になって議論されるようになった。 重力を生み出すほど大きな乳であるわけではないが、一種の引力に近い力が生じていることは、一連の実験で明らかになりはじめている。この引力について、乳学者のアイザック・ニュートンは万有引力やクーロン力に似た次の式で定式化した。
F = k \frac{M m}{r^2}
Mは超乳の質量、mは物体の質量、rは超乳と物体間の距離、kは比例定数である。
また比例定数kの実測値は、万有引力定数であるG = 6.672 \times 10^{-11} \mbox{m}^3 \cdot \mbox{s}^{-2} \cdot \mbox{kg}^{-1}をはるかに超えることが分かっており、万有引力や重力とは異なったものであることが証明された。このように野蛮なほどまで物体を引き寄せる引力であることから、これを蛮有引力と名付けようとする動きも活発化している。