#author("2018-05-22T10:38:19+09:00","","") [[Dictionary]] *しょうゆ [#ad330439] しょうゆ(ショウユ、しょう油、正油、醤油)とは、大豆を使った調味料。 **概要 [#c9f31916] 醤油とは、大豆を使った調味料の一種である。 正確には、蒸した大豆と炒った小麦に麹菌を加えたもの(麹)に食塩水を加え、諸味(モロミ)を作り、発酵させたものを絞って火入れを行ってしょうゆの完成である。麹菌に頼る部分が大きいので、日本酒の製造過程との共通点が多く見受けられる。 なお、大豆以外、あわやひえからも醤油を作ることは可能であり、主にアレルギー対応食品として大豆アレルギー患者向けに製造・販売されている。 和食の味付けの基本とされる『さ·し·す·せ·そ』では、『せ』にあたる。 醤油自体は[[中国]]や東アジア全体に存在するが、それぞれ少しずつ特徴が異なる。和食ブームと和食のヘルシーさが受け、海外においても[[日本]]の醤油が入手が容易になってきているので海外在住の[[日本人]]にも重宝されている。 しょうゆの保存方法は、一般的な流しの下ではなく、冷蔵庫での保存が適切とされる。なお、しょうゆは塩分やブドウ糖などが含まれている為、家庭用冷蔵庫冷凍室に入れて保存しても凍る事はない。 しょうゆの種類[JAS規格(日本農林規格)] -こいくちしょうゆ 消費量の8割以上 調理用、かけ·つけ用に広く使われる 単にしょうゆと言った場合、これを示す事が多い -うすくちしょうゆ 消費量の約14% 色が薄く素材の色や風味を活かす調理に使われる。なお、こいくちに比べて色と香りが薄いからうすくちなのであり、塩分量はむしろ多いので注意 -たまりしょうゆ 消費量の約2% 主に中部地方で使用 寿司や刺身のかけ·つけ用等に用いられる -さいしこみしょうゆ 消費量の約1% 山口県を中心として山陰九州の特産品 かけ·つけに使用 別名「甘露しょうゆ」 -しろしょうゆ 消費量の約1% 愛知県碧南地方で誕生 吸い物や茶碗蒸し等の調理用に使われる なお、しょうゆの好みには地域差、個人差があるため、スーパー等、商店での取り扱い量も地域差がある。 ***その他のしょうゆの使われ方 [#v156f338] しょうゆは、調味料に留まることなく、躍進に暇が無い。 「醤油ラーメン」として[[ラーメン]]の定番スープのひとつであったり、「卵かけご飯」において重要な役割をもっていたり、「プリン」にかけて食べると○○の味になるとかならないとか、「ニンニクしょうゆ」をつくったり、持つだけでギャグになったり、車に掛けられたりもする。 **関連項目 [#qcba76db] -調味料 -食材の一覧 -牡蠣醤油 -卵かけご飯 -簡単釜玉うどん -キッコーマン -魚醤 -三杯酢 -ポン酢(ポン酢醤油) -醤油シリーズ