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ブス

ブス(ぶす、BU/SU、Bacterial Unit / Supreme Unsightly)とは、デブと共に国際法上その使用が禁止されている生物兵器である。ちなみに、タイで「きれい」と言うと「ブス」と聞こえる。

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歴史

世界で初めてブスの被害を受けたのは、日本の太郎冠者と次郎冠者とされているが、これは本稿で述べられているブスではなく、別の附子(ぶす、トリカブトの事か?)である。

しかしながら、彼等は極度の麻薬(砂糖)中毒であったとされ、これらの被害も狂言か妄想の可能性が高い。

概要

ブスに該当するか否かには一定の基準があるものの、突然変異体や亜種が数多く存在するため、形状だけでブスかどうかの判断をするのは容易ではない。

ブスと思っていても実際はそうでなかったり、ブスでないと思っていたら実はブスであったりと、被害を受けるまでその判断が難しい。判断の妨げとして第一に挙げられるのは、化粧である。

その被害は甚大で、角膜を破壊し、網膜を壊死させ、視神経を切断し、脳に障害を起こす可能性がある。

ブス拡散防止条約

ブスの使用は勿論、輸出入も全面的に禁止されている。しかしながら、上記のように使用されて初めてブスと認定されるケースがあるため、ブスの生産・所持を全て禁止するのは事実上不可能である。

ブス不拡散

日本アメリカ、仏、中国韓国の5ヶ国を「ブス保有国」と定め、ブス保有国以外へのブスの拡散を防止。

ブス軍縮

締約国による不誠実にブス軍縮交渉に励む義務を規定しる。

非ブス三原則

ブスの悲劇を二度と起こさない為に佐藤栄作は世界に先駆けて「ブスを持たず、作らず、持ち込ませず」の非ブス三原則を制定した。これが評価され栄作はノーベル平和賞を受賞した。

栄作が手本にしたのは、オーストリー帝国の女帝で、「たとえ我が子であっても、存在その物がおぞましき大罪です!」と公言したほどの重度のブス嫌いで有名なマリア・テレジアが、類稀なブスであった(実質的な)第一子長女のマリア・アンナの皇族位を剥奪して強制的に出家させたうえ、ウィーンから離れた修道院に追放・幽閉するクーデターを成功させた際に出した勅命「ブスを持たず(※国民は自分の娘がブスの場合、一族から追い出すか幽閉・殺害しなければならない)、作らず(※国民は全てのブスに断種手術を施さなければならない)、持ち込ませず(※国民は全てのブスの交友・外出・結婚恋愛並びに性行為妊娠・出産を厳禁しなければならない)」だと言われているが、真偽は定かではない。

ブスの種類

いくつかのブスの種類を解説する。なお、殆どの場合ブスは顔面に起因するが、それをあまり指摘すると、FBI(FBI - Federal BUSAIKU of Investigation)の捜査官を派遣され、抹殺されるかも知れないので、ここでは程々にしておく。

天然ブス

生まれながらのブスである。主に顔面に問題が発生しているが、体格の問題もしばしば併せ持つため、人工美人への改造を施術すると投資額がバカにならない。もっとも顔面の問題が軽症であれば化粧で多少は誤魔化すことは可能で、顔面の筋肉(表情筋など)だって発達させることが可能なため望みは捨ててはならない。この種類のブスはその容貌に対する同情から、周囲の人々によって保護されることも多い。たとえば(それが大役であっても)学芸会における魔女役などを押し付けられることは絶対にない。概ね「森の木A」や「道端の草C」、「少女A(歌じゃないほう)」、「妖精A」など、無難なモブキャラをスポーツが出来ないほうから数えて上位5名くらいまでの男の子とともに一任される。このように、危険なポジションを容易く回避できる生来の能力があるにも関わらず、幼少期には保護者である両親がその利点を理解せず、「うちの××ちゃんがお姫様役じゃないなんておかしいのよ!ムキー!」と、宇宙の晒し者にすることを望むケースが多い。“8歳だヨ!全員白雪姫”や“俺たち桃太郎族”に代表されるB級舞台劇が全国で上演されるようになったのは、こうしたブスのメリットを理解しない親が増えたことが原因である。

性格ブス

容姿の問題でなく、DQN親に育てられたなどしたため人格形成にエラーが起きたブス。容姿以上に曖昧かつ客観的な評価に依存する要素があるブス能力であり、ブス不拡散条約などによる一定基準での国際的取り締まりが困難である。性格ブスは、集団の中でハブられるまで当人には自覚できないことが多く、気づいた時点では全てを失っている。しかし、気づくまでの間はえてして性格ブス能力によって人生の栄華を極めることができる。栄華を極めている間に各方面からの反感を蓄積してしまうことは、性格ブスの自覚しにくさの原因となる。そして一定以上に反感が蓄積された時点では、既に後戻りは困難となっているのである。性格ブスは、美人能力を持つ者も併発しうるブス能力であるため、あらゆる人が注意するべきである。モテるモテない以前に友達すらいなくなるため最も恐ろしいブスである。売り出し方やキャラ付けを間違え仕事が無くなったアイドルや女優(エリカ様など)はここに属する。逆に性格美人というものがあり、軽症の天然ブスや下記の思い込みブスなら何とかなるが、特になり方なんて無く道徳を正しく理解できれば問題ないだろう。もし心配なら周囲の人間がいるうちに彼らから自分の評価や道徳観を確認してください。

表情ブス

ごく一時的なブスで気にすることは無い。卒業写真や証明写真などでやっちゃうアレだ。睨めっこなどで意図的になることも出来る。何か企んでいたり、思いつめていたり、街ですれ違った人間に対して「私の方が美人」と心の中で勝ち誇った瞬間、昨日見たお笑い番組を思い出したり、薬をキメていたりするとヤバイ表情になるので、さすがにそれは気をつけよう。ちなみにセックスにおけるイキ顔なんてのも大体歪むものであるが誰も気にしない。逆に表情美人というものになることも可能で、アイドル美少女なんかはこっそり鏡の前で笑顔の練習をしてたりする。会社の受付嬢やチアガールの実績やパフォーマンスを左右する重要ファクターである。天然ブスでも「なにヘラヘラしてんだテメー」といわれない表情を研究することは処世術として間違っちゃいないし、「ブスだけど感じのいい人」と思わせることが出来れば、その先の人生は多少明るくなる。医学的な話をすれば、顔の表情を作るのは表情筋によるものであり、筋肉であるため鍛えることも出来れば年齢による筋肉の衰えも起こる、口角が下がっているなどで常に怒っているように見られるんなら、もはや一時的なブスではなく軽度の天然ブスである。

思い込みブス

地味な人。容姿はブス予備軍であるが、性格ブスの亜種でもある。小中学生のブスの認定基準に「メガネを掛けている」「顔が暗い(≒おとなしい)」「肥っている(ように見える)」があり。それらのうちどれかひとつに該当するだけでブス認定されてしまうケースがある。「コンタクトレンズを掛ける」「メガネっ子萌えの人と付き合う」「性格が変わる」「痩せる」といった年齢とともに変化しうる要素であるため、成人式のとき久しぶりにあったら美人になっていたといったことになる。逆に改善どころか性格ブスや同人ブスやデブスなどを併発し悪化してしまうケースも多々あるためブスの予備軍といえる。他のブス枠の人間をお世辞でここに分類するのはよくない事だが、金に目のくらんだ整形外科医の陰謀で思い込みブスを他の枠のブスに分類することもあるので注意。 また貧乳などを理由に恋愛に消極的になっている女子もここに該当する。貧乳だと思われている女性芸能人(清純派に分類されていることが多い)の服装を参考し垢抜けることが可能で、将来的にモテ側に転じうる。デブスと比較して容易に脱却出来るため重症化は起こしにくいだろう。ただしモテる・モテないを基準とした勝ち負けの二元論で考えれば、負け組(ただの不戦負)である。

整形ブス

整形手術は最も効果的な天然ブスの治療法だと考えられていたが、全く誤った認識である。なぜ訴訟が多い業界であるか考えれば判ることだろう、整形手術の成功率は100%ではないのだ。美人の定義を共有できないために「思っていたのと違う」といったことがよく起こり、術者がピカソのような印象派の場合は目も当てられないことになる。極端な天然ブスの場合、手術で解決できないか出来たとしても高額すぎるといった事態に陥るらしく「何のための整形だよ」ということである。軽度の天然ブスは髪型や化粧で改善可能であり、特に日本国ではそっちの技術が非常に発達したため、整形手術はあまり発達しておらずまた必要とされない。たとえ整形手術に成功しても、効力が数年しか続かず定期的に再手術が必要、一生を改造人間として送ることになるのだ。再手術を怠れば元の顔より不細工になるというのだから怖ろしい。

同人ブス

ヲタクの形質と他のブス能力を併せ持つ者である。ただし、その世界での扱いはある種の美人ともいえるため、現在、数少ない非ブス三原則逃れの方法でもある。思春期を過ぎた頃に男性向けジャンルのコスプレや同人誌を描くことに目覚め、ビニ本の叩き売りとコスプレ大会が同時に行われる有明のパーティ等に出没するようになる。同人の世界では、裳男を相手に平常時の生活とは対極のポジション(大モテ)になりやすく、これが原因で「私は完全無欠の可愛いオンナ」という壮絶な勘違いをしてしまう。極端に男女比が偏った集団の紅一点であることが、容姿と性格を差し置いて異常な状況を生みだしているだけだが、当人は気づくことができない。[3]どのみち、モテる・モテないを基準とした勝ち負けの二元論で考えれば勝ち組であるから、当人は多分それでいいのだろう。またキモオタが完全に二次元の世界に迷い込んでしまわないための最後の手段として効果はあるので、メイド喫茶や性風俗店の次くらいに社会に貢献している。毛嫌いしている人間は大概同類の同人ブスが自身の1人勝ち状態の終焉を危惧しての妨害活動であるので、気にすることも無いし、むやみに同調するべきでもないだろう。

音楽ブス

上記の同人ブスに似た性格を持つが、れっきとしたリア充である。中二病の発症により「音楽はじめたらモテるに違いない」という根拠不明の妄想に駆られ、実際にそれを実行してしまったブス。しかし周りも「モテたいから音楽を始めた」な同類だらけなので、恋人募集が実行しやすく、軽症の天然ブスであれば長く続くかどうかは別として恋人がとっかえひっかえに作れる可能性は生じる。スウィングガールズ、のだめカンターピレ、けいおんなどの音楽を題材にしたアニメやドラマや映画などがヒットするなど音楽にはある種の魔力があるのは事実である。ただバンドの紅一点ってだけでやたらチヤホヤされたりしている状況に陥ると、いよいよ同人ブスに近い性格になる。特徴としては垢抜けているが妙な服装・髪型・言動だったり、良くも悪くも芸術家志向で一歩間違えれば不良っぽくも見られるため、モテたとしても同類からが多い。モテる・モテないを基準とした勝ち負けの二元論で考えれば勝ち組(決まり手は押し切り)。まあ美人ブスに関わらず「歌がうまい」とか一芸に秀でていることは良いことであろう。

デブス

ブス能力に加え、デブという能力まで併せ持つ高次のブスである。これは生来の能力ではなく、成長過程における身の丈に合わない暴飲暴食によってパワーを貯めることで得られる形質である。かつては、スポーツ評論家・元プロレスラーのキン肉スグル氏が現役時代に「大切なのは、自分にみあったパワーをトレーニングで少しずつ養っていくことなんだ!」と暴飲暴食のルーズソックス女子高生を対象に苦言を呈したこともあった。しかし、こうした警鐘を意に介することなく、デブスは必要以上のパワー獲得に日々邁進している。なおかつ、口先では「スリムになりたい」「ダイエットしなくちゃ」と述べており、ツンデレの形質まで垣間見える。

また、元々デブ形質を持ちにくいブスがメルヘン乙女になって、ある魔法のクスリを魔法使いから与えられることでデブスになることもあるという。――そのクスリの名、デブス。文字通りであった。

ブス・デブを併発している者の中には、さらに性格ブスも加えた三重苦の能力を持つブスもあり、この場合絶対的な嫌われ者として君臨することが出来る。

ブサイク

天然ブスの同義語であり、即ち言い換えである。この場合、主に顔面の問題を指す。言い換えじゃ…なんの解決にもならないんです。でも、でも…ですよ?…ブチャイクと呼ぶと語感がちょっと可愛くなるから、あのぉ…あたし…、なりませんか?…そのぉ、あのぉ、ごにょごにょ…。

ブエガシラン

あたしですごめんなさい。

デブサイク

最上級(美的観点から言えば、最下層)のデブスを指す。これは言いかえではなく、デブスを超越した存在である。TVに出せば即座に[Nice boat.]、出版物に写真を載せれば即時回収と、表に出ることが罪という領域に達している。国際法にて、ブス保有国間であっても渡航が厳しく規制されている。人権派弁護士さえも弁護を躊躇する存在であり、日本国内における裁判で被告となった場合、殆どのケースにおいて国選弁護人が付けられる。ムキーッ!!!!!!

ドブス

首都大学東京のとあるシステムデザイン学部の学生いわく、「今日の日本においては、ドブスが絶滅の危機に瀕している」とされている。そのため、一般女性を捕獲し観察。最終的には写真集を出版する予定だ。


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