#author("2018-04-29T01:49:56+09:00","","") #author("2018-04-30T11:54:20+09:00","","") [[Dictionary]] *ナルシスト [#l5f8feb5] ナルシストとは、一般的には[[自分]]にハァハァできる[[人]]のことを指す。また、心療内科的には自己愛性パーソナリティ障害を意味する。 後者の場合、[[自分]]が大好きという訳ではなく、ありのままの[[自分]]を愛せないために「[[自分]]は素晴らしい存在だ」という[[妄想]]を抱き、その[[妄想]]に従って行動を起こす。その結果、[[社会]]生活に様々な不都合を生じさせることを意味する。 **概要 [#xf39002b] 語源はナルキッソスというギリシャ神話の登場人物。泉に映った[[自分]]の姿があまりにも美しかったため心を奪われた[[人]]。ちなみに、ナルキッソスはゲイである。 ナルシスト・ナルシズムという単語の元を初めて「自己愛」や「自己陶酔」のような心理学用語として使ったのは心理学者のジークムント・フロイトだとされている。1914年には、それらの内容をまとめてナルシズム論(Zur Einfchrung des NarziBmus)という本を発刊した。 [[日本]]でナルシストと言えば、うぬぼれてるひとや[[自分]]が好きすぎる[[人]]にもその言葉が使われているが、心療内科的にはナルシストは必ずしも「[[自分]]自身のことが大好き」というわけではなく、むしろ「自己嫌悪に陥りつつも[[自分]]を変えられない[[人]]」であることの方が多いとされている。「[[自分]]だけの考えや様式を好みすぎて固執したり、誇大[[妄想]]を抱いたりするあまり他者の意見や言葉を全く受け容れず、その結果[[社会]]生活で様々な不都合や障害を引き起こす」ことこそが、ナルシズムに陥っている[[人]]が抱える最大の問題と捉えることが出来る。 この点に関しては「自己愛性人格障害」の項にも記してあるので、そちらの記事を参照されたい。 この点に関しては「[[自己愛性人格障害]]」の項にも記してあるので、そちらの記事を参照されたい。 幼い頃は[[自分]]を守る為に[[自分]]大好きにならなければならないほど、大事な防衛機能なのだが、[[大人]]のそれとなれば話は別。どのような経緯でナルシストになるのかはまだ解明されていない。 また、[[地球]]上の全ての[[人間]]はなんらかの形で[[自分]]の事に愛情を抱いているとも考えられているので程度の違いだけかも知れない。 ちなみに、ナルシストは英語「narcissist」、ナルシズムは英語「narcissism」からの音訳と思われるが、どちらも英語の発音として正確ではない。英語では「narcissist」は「ナルシシスト」、「narcissism」は「ナルシシズム」と発音し、「シ」は2回連続している。しかし[[日本]]では、「シ」が2回連続することに違和感を覚えるためか、正確な表記よりもむしろ「ナルシズム」「ナルシスト」という表記の方が普及している。 **ナルシストな人物 [#mcc27fab] ***実際の人物 [#k5a8b3f9] -明石家さんま -井上祐介(NON STYLE) -Gackt -河村隆一(LUNA SEA) -ローラ・チャン -道重さゆみ(モーニング娘。) -三島由紀夫 -太宰治 -サルバドール・ダリ -ヘルベルト・フォン・カラヤン ***架空の人物 [#tadf4c76] -跡部景吾(テニスの王子様) -クジャ(ファイナルファンタジーIX) -早乙女乱馬(らんま1/2) -サニー(トリコ) -トゥエンティ(探偵オペラ ミルキィホームズ) -蜥蜴星座のミスティ(聖闘士星矢) -バルログ(ストリートファイター) -骨川スネ夫(ドラえもん) -ユダ(北斗の拳) -張コウ(魏の方) -平滝夜叉丸、田村三木ヱ門(忍たま乱太郎) -天才マン(とっても!ラッキーマン)