#author("2018-03-26T16:20:12+09:00","","")

#author("2018-05-04T13:23:55+09:00","","")

[[ニュース]]

*[[安倍晋三]]への引導、首相経験者軍団が官邸乗り込み退陣勧告検討 [#dfe23986]
https://parts.news-postseven.com/picture/2018/03/jiji_abe2.jpg

主将が逃げ切るために、追撃してくる敵の前に部下を順番に残して死ぬまで戦わせ、自分が落ち延びる時間を稼ぐ。関ヶ原で島津軍が見せた「捨て奸(すてがまり)」と呼ばれる戦法だ。

ちょうど1年前、森友疑惑が最初に噴出したとき、[[安倍晋三]]はこの戦法を成功させた。稲田朋美や「[[震災>東日本大震災]]が東北でよかった」の今村雅弘ら失言・スキャンダル大臣を次々に更迭し、自身の疑惑から逃げ切った。

そしていま、再び[[安倍晋三]]は「討ち死にせよ」と[[佐川宣寿]]を国会証人喚問に突き出した。おそらく[[佐川宣寿]]の次は、副将である[[麻生太郎]]のクビを差し出すことで自身の逃げ切りをはかろうとするはずだ。

しかし、二度目の「捨て奸」は通用しそうにない。[[自民党]]の総裁・副総裁を経験した重鎮たちが「これでは国を誤る」と公然と声を上げはじめたからだ。

「[[安倍晋三]]も[[麻生太郎]]も([[佐川宣寿]]の起用を)適材適所と言い切った。これには呆れたね。判断力がおかしくなっているのではないか」

そう痛烈に批判したのは[[小泉純一郎]]。[[小泉純一郎]]の盟友の山崎拓・元[[自民党]]副総裁は[[財務省]]の文書偽造問題で「事態収拾には最高責任者が責任を取って辞めることが当然だ」と[[麻生太郎]]に辞任勧告を突きつけると、返す刀でこう言い切った。

「場合によっては[[安倍晋三]]も責任を取らざるを得ない」

**誰が引導を渡すか [#c1dc9efe]
[[安倍晋三]]の派閥(清和会=細田派)の先輩である福田康夫も[[小泉純一郎]]―山拓コンビに劣らず[[安倍晋三]]政治に危機感を募らせている。

「各省庁の中堅以上の幹部は皆、官邸(の顔色)を見て仕事をしている。恥ずかしく、国家の破滅に近づいている」と、[[安倍晋三]]政治が[[官僚]]の[[忖度]]を招いたことを批判してきた福田は、最近、講演や新聞インタビューに積極的に登場し、憲法改正から[[北朝鮮]]外交まで[[安倍晋三]]のやり方に真っ向から異を唱えている。

この背後にあるのは[[安倍晋三]]降ろしを狙った[[自民党]]長老たちの派閥横断的な連携だ。細田派の閣僚経験者は「誰が[[安倍晋三]]に引導を渡すか」が話し合われていると語る。

「[[自民党]]のOB議員の間では総裁選での[[安倍晋三]]3選はありえないという意見は一致しているが、肝心の本人に退陣する気が全くない。問題はそんな[[安倍晋三]]を誰が説得するか。他派閥から『清和会(細田派)でやってほしい』と言われてOBの福田の一連の発言に繋がった」(細田派議員)

現職の大物からも、伊吹文明が「[[安倍晋三]]と[[麻生太郎]]は道義的な責任が問われる」と声を上げ、[[自民党]]長老たちの包囲網ができているのだ。

それでも[[安倍晋三]]に退陣する素振りはないとわかると、“最終手段”が練られた。さる3月中旬、元衆院議長や総裁選に出馬経験のある三役経験者、元大臣ら出身派閥が違う数人の[[自民党]]有力OBが会合を持った。出席者の1人が語る。

「[[小泉純一郎]]や福田の言葉はまだ寸止め。それでは[[安倍晋三]]には伝わらない。最終的には、首相経験者がそろって官邸に乗り込んで、国民に見える形で退陣勧告するしかないという意見も出た」

「[[小泉純一郎]]や福田の言葉はまだ寸止め。それでは[[安倍晋三]]には伝わらない。最終的には、首相経験者がそろって官邸に乗り込んで、[[国民]]に見える形で退陣勧告するしかないという意見も出た」


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