不幸とは、人生の大半である。
嗚呼、どうして私がこんな記事を書く羽目に・・・。はぁ・・・。
不幸とは、幸福でないこと、不幸せ、不運とか大体そんなこと。親類縁者の死の婉曲表現としても用いられる。
偉人について調べていると不幸な晩年を送っていてげんなりしてくることが割とあるので注意。
不幸には形も厳格な定義も無く、全ては人がラべリングして定めたものである。その際に使われる不幸の物差しは時や場合、人格や人生経験で変わってくるため、他人と不幸を共有することはほぼ不可能。
ゆえに不幸談義・不幸自慢は碌なことにならない。不幸を嘆くより不幸から脱却する術を考える方が良いだろう。
暗い気持ちでいると大概悪い物事が起こる、というか他愛もないことを不幸に思ってしまう。そんなものである。
なお、自分が蒔いた種は不運でも不幸でもなんでもない、ただの自業自得である。
アナタの不幸は本当に不幸ですか?
創作物には不幸キャラというものが往々にして登場する。(大体の場合、不幸と言うよりか「不運」だが)
何かすれば厄介ごとに巻き込まれ、何もしなくても厄介ごとに巻き込まれる・・・というなんとも不運なキャラたちである。
可哀そうな役回りではあるが、その不幸さゆえ、(不良や悪人に絡まれやすいため)フィジカルや(度々辛い目に遭うため)メンタルが強く鍛えられていたり、(ありえないほどの経験をしているために)年上の警察官を説教できたり、(誰よりも不幸なために)夢のような希望を信じていたり、(しょっちゅう怪我を負うので)非常にタフであったり、(計画が意味をなさないので)土壇場に強かったりすることがある。不幸も悪いことばかりでは無い・・・かも?