“安倍晋三降ろし”の先頭に立つ小泉進次郎に、“援軍”が現れた。父親の小泉純一郎が安倍晋三と麻生太郎を痛烈に批判したのだ。
小泉純一郎は2018年3月13日、BSテレビの番組に出演。公文書改ざんを指示した佐川宣寿の国税庁長官就任について「国税庁長官になって記者会見を一度もしていない。ひどいなあと思っていた」と述べた上で、「安倍晋三も麻生太郎も“適材適所”と何度も言い切った。これには呆れたね。判断力がおかしくなっているんじゃないか。誰も適材適所と思わない」と切り捨てた。
さらに、安倍晋三が昨年2月、自身や安倍昭恵が国有地売却に関係していたなら首相も国会議員も辞めると述べたことが改ざんの発端となったとの見方を示した。「財務省は(安倍昭恵が)関係していると知っていたから、答弁に合わせるために改ざんを始めた。(財務省が)忖度したんだよ」と指摘した。
まさしく、森友疑惑の核心を突いている。