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嫌ニート流

http://images.uncyc.org/ja/6/64/Aonisai.gif この項目は、主に現役中二病の視点により書き込まれています。
この記事は主に勉強も部活もやらずに暇をもてあました中高生が中二病全開で執筆しています。内容には受け入れがたいものがある可能性があります(ただし執筆した当人は本気で面白いと思っています)。あまりの痛々しさに直視できない場合は、ウィキペディアに逃げてそちらの記事を改善するか、検索サイトでも使っててください。発達心理学者の方は、まれに研究対象として役に立つかもしれないのでがんばって読んであげてください。

嫌ニート流(けんにーとりゅう)とは、下層階級の者を過労死するまで苦役させるために上流階級が煽動する陰謀であり、一般人が行う現実逃避の一作法である。Egachan Galleryでの活動内容は、全く関係のない記事に彼らのことをカキコして、どうしようもない記事に劣化させること。

通説

あまりにも広く流布しているので、わざわざ解説したら負けと思っている。

言説の正体

しかし、下層階級の所得水準では、そのようなニート階級の者を抱え込むことなどやりたくてもできないことなのであり、これだけで「ニート=下層階級」という通説は一発で虚構であることが暴露できる。では、嫌ニート流は一体何が真の目的なのか?ここで、彼らを巡ってよく展開される常套句を考察してみよう。

奴らは働いたら負けと思っている

もはや、出所不明の名文句である。一見して彼らの主張のようにみえる。しかし、この文句はある意味下層労働者の本音を反映してもいる。彼らの業務内容は、裁量の余地が極めて少ないマニュアル労働であり、そこから得られる働き甲斐など「何それ美味しいの?」程度のものでしかない。そんな労働など、できうる限り短くしたいと思うのは、全労働者にとって当然の心情である。

この言葉が、嫌ニート流においては、「休んだら負けと思えよ」と裁量の余地など一切ない労働を死ぬまで続けていろと恫喝する言葉へと変化する。喜んでサービス残業に応じる正規社会の彼らは、時間だけはたっぷり持っている非正規プロレタリアを憎悪しており、その嫉妬心がこうした悪罵を生むのだ。

だが、この言葉は上司によって正社員に対しても適用される。あっさりクビになった非正規社員の影で、正社員たちは「ちょっとでも休みたいと思うことは、ニートへの道だぞ!」と徹底的に脅され、自分たちもそれを内面化する。しかし、結局デスマーチ的労働の成果は誰にも認められず赤字に終わる。するとある時、その反動が&color(black,darkgray){[ バキューン!! ];と来て、家庭内暴力付きのひきこもりと化す事例が続発している。解説しよう。過半数のニートはこうした人生経路を辿ってきたのだ!

お前の代わりはいくらでもいる

ニートが労働を志し、実際雇われたところで、現実に与えられるのは誰でもでき、いくらでも代わりのいる単純労働しかないのは世の定理である。職を得たと思ったら、「お前の代わりにありがとうと絶叫する奴はいくらでもいる。まあ、お前ら非正規階級からはありがとうの言葉以外いらんけどな。日本式接客マンセー。誰でもよかった」の世界に放り込まれるのだ。

こうした発言は、経営者階級の驕りとして糾弾されるべき問題のはずだ。しかし、嫌ニート流では、こうした問題が全てニート(と非正規労働者)個人の問題にすり替えられ、「俺たち経営者サイドには何の問題もないんだ!」となる。お前の代わりなどいくらでも代わりがいる、誰でもよかったの労働環境では、ニート自立など決してありえない夢物語に過ぎない。おお、労働を始めてみたら前より生活が劇的に悪化している!もちろん、この言葉は正社員階級にも適用される。

そうした言葉を言われ続けた者が、時折大都会で通り魔となり、判で押したように「誰でも良かった」とうそぶく。この発言が経営者からの言葉を内面化した元・非正規社員からなされたのなら、「普段はまじめでおとなしかった」というマスコミの提供する犯人像にも一定のリアリティーが生まれるかもしれない。

奴らは深夜アニメに耽溺している

新世紀になって台頭してきた深夜アニメアキバ系文物という高齢者には何やら分からぬモノをスケープゴートに仕立てて、「奴らは非実在美少女に溺れて現実逃避している」と騒ぐのも、代表的な嫌ニート流の作法である。

このように定義した瞬間、恐ろしいことを考えている(らしい)「奴ら」が一瞬にして何にも怖くなくなる。判定法は簡単で、自宅に一冊でも漫画本が置いてあったらオタク判定して(無かったら持ち込んで)、搾取されても仕方のない女性蔑視主義者のレッテルを貼りつければ良い。彼らにとって深夜アニメとは、日本には存在しないはずの階級を判定する装置だ。

取り敢えず深夜アニメ趣味がホンモノだったとしても、その趣味を脱却させた男はその後一体どうなるのだろう?もちろん、その先に待っているのは、何の趣味も持たなければ大人文化に抵抗する基盤も持たない根無し草だ。嫌ニート流の指示通りにあやつのアキバ趣味をやめさせたら、テレビを全く見なくなってもっともっと何もしなくなりました。

嫌ニート流「しめしめ、共通の文化基盤が無いルンペンなど、どんなに搾取しても構わねえぜ、一家もろともなあ!」

Egachan Galleryオタニートのもの

嫌ニート流はこのEgachan Galleryでも盛んに行われている。主な活動はニートへの悪罵に満ちた記事を投稿したり、元ネタが彼らと全く関係のない記事にニートネタを書き連ねたりすることだ。

そのせいで、「Egachan Galleryオタニートのもの」というステレオタイプが形成されて既に久しい。しかし、その文脈を見ると、ニートは9割以上の登場記事において、嫌悪感を呼び起こすならざるモノとして表象されている。これは、実際には記事の大半が非ニートによって書き連ねられていることを示唆しているのだろう。そもそも、真正ニートはわざわざ記事投稿などでEgachan Galleryに積極的に参加しない。

事実、嫌ニート流に基づいて書かれた記事は、本当に萎える。その存在が記事自体をどうしようもなく萎えさせていく。ゆえに、そんなネタを紊乱させる輩には、「ニート狩りがニートになる」という新格言を突き付けておこう。

奴らは人種差別主義者だ

自分の立場を高めるために、政治思想を抱く者もいる。思想犯になった方が底辺労働するより西洋に相手されて報われうるというのは、共産主義国家の真理でもあった。

すると、嫌ニート流は彼らに「ネットウヨ」の称号を贈呈し、憎むべき人種差別主義者として抹殺を図る。他人を人種差別主義者と定義することは、行儀のよいクソムシ社会にとって、「~を殺せ」と叫ぶよりも1000倍差別主義的な行為だ。

しかし、嫌ニート流では、政治家などの上層部がネットウヨ的発言を行ったとしても、抗議するのを断固拒否するどころかおべんちゃらを言う。つまり、より弱い存在とみた方向に憎悪の矛先を向け、雲の上の地位にいる真の黒幕に対してはぺえぺえへりくだるのだ。これが嫌ニート流の体質である。

拡散効果

一般の勤労者も決して無縁ではいられない。この嫌ニート流は実のところ、機をみてサボろうとする健全な労働者を真の標的に据えている。監視カメラが99%の時間、泥棒でなく健全な従業員を監視しているように、非ニート一般人こそが嫌ニート流の標的にされているのだ。嫌ニート流のネタを書いて、「俺らとは関係ない問題」と現実逃避していたら、いつの間にか過労死しているかもしれない。

嫌ニート流は今のところ、20~30代の独身男性を主な標的としているが、嫌○流の元祖がその標的を韓国以外へと拡散させているように、彼らはやがてその標的を女子にも拡大してくることだろう。その場合、最大の標的になるのは、家事手伝いと専業主婦とみて間違いない。「娘や俺の嫁を外で働かせたら負けと思っている」ヒジャーブの宗教に適用すれば、内乱が起きるかもしれない。

彼女らへの拡散は様々な波紋を呼び起こすだろう。そして、彼女らは悟るに違いない。

ニート認定されたら、そこで労働ライフ終了ですよ」

対策

このように嫌ニート流は一家族だけでなく、社会全体に迷惑をかけている。より多数を占める勤労人民はどう対抗すべきだろう。嫌ニート流の言説は、実はブラック企業的労働環境を肯定させるために機能しているのだ。「俺、十分な収入が手に入ったら、ニート生活満喫するんだ!」と勤勉な労働者が居直れば、効果は抜群だろう。

関連項目


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