「まるで金持ち特区！」TOKIO山口達也無免許運転の裏に地元警察の怠慢があった!?

「まるで金持ち特区！」TOKIO 山口達也　無免許運転の裏に地元警察の怠慢があった!?†

TOKIO・山口達也の無免許運転発覚で、2011年8月末から出演CMの放送を中止していたヤマト運輸だが、2011年9月中旬から山口達也抜きの新CMを放送している。同社広報によると、今後は「行政判断の結果が出るまで山口達也出演の広告活動はすべて休止」するという。

山口達也の無免許運転については、他にも富士重工業がCM放送を取りやめ、NHKは司会番組の放送を見送っている。すぐに山口達也が謝罪会見を行ったことを理由に、ジャニーズに甘い民放各局は特に何も対応しなかったが、さすがに当のジャニーズ事務所は、全所属タレントに免許証有効期限の確認を徹底するよう通達。いい歳をした大人なら本来、各自で管理すべき問題に事務所側が口出しするという恥ずかしい顛末だった。

不可解なのは、山口達也が2011年2月から半年以上も無免許運転の状態だったことで、本人は「更新を忘れていた」と釈明したが、交通違反で警察官に止められるまで気付かなかったのはなぜか。実は山口達也の住む鎌倉市の近隣住民からはこんな声が聞こえている。

「このあたりの高級住宅地は政財界の大物や有名人ばかりが住んでいて、まるで特別区のような扱い。そこを取り締まる地元の警察官はまるで、専属の警備員かのように外部の訪問者にばかり目を光らせていますね。逆をいえば住民には融通を利かせていて、例えば携帯電話片手に運転していても見過ごしたり、とにかく甘い。おそらくこの区域内で山口達也の無免許が見つかっても送検はされなかったでしょうし、実際に地元の警官に指摘されてから更新する人もいるぐらい。緩い区域に住んでいるから起きたことじゃないかな」（50代男性）

実際、山口達也の自宅周辺を散策してみると、一部の区域は”住居関係者以外立ち入り禁止”の看板があるほどで、少し先には歌手の小田和正や松任谷由実、女優の松嶋菜々子、SMAP香取慎吾らの豪邸が並ぶ庭園住宅地もあった。

山口達也宅は坂を少し上がったところに建てられた人通りが少ない場所。そのせいか周辺は塀の高い大きな屋敷なのに門が開けっ放しという家も少なくなかったが、山口達也宅も例に漏れずガレージのシャッターが開いていたままだった。

こうした恵まれた住環境にいるからこそ気の緩みが生まれたのかもしれない。地元にも好青年だと評判の良い山口達也だけに、今回は起訴猶予で落着すると思われるが、それでもCM中止など被った代償は決して小さいものではなかった。