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学校法人「加計（かけ）学園」の愛媛県今治市への獣医学部新設計画をめぐり、林芳正は2018年4月20日、愛媛県職員らが2015年4月2日に柳瀬唯夫と面会する予定だと記したメールを文科省職員が残していたことを明らかにした。愛媛県が作成した文書には柳瀬唯夫が安倍晋三官邸で対応したと記されており、面会の予定が文科省にも伝わっていたことになる。
林によると、メールは内閣府職員が送っていた。印刷した形で残っており、「2015年4月2日午後０時４８分」と記されている。直前まで愛媛県職員や今治市職員、加計学園の関係者らが藤原豊に面会した際の内容などが書かれた後に「本日15時から柳瀬唯夫とも面会するようです。概要は後でまとめてお送りします」とあった。
愛媛県が作成した文書には、2018年4月2日の面会で柳瀬唯夫が「本件は、安倍晋三案件」と発言したなどと記されている。柳瀬唯夫は「記憶の限りでは、愛媛県や今治市の方にお会いしたことはない」とコメントしており、面会の有無が焦点となっている。
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