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あだ名はゴリラーマン…福田淳一“セクハラ”財務次官の評判

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森友問題財務省が大揺れの折も折、省トップの福田淳一(58)が複数の女性記者に対してセクハラ発言をしていたと大騒ぎになっている。2018年4月12日発売の「週刊新潮」が報じ、ワイドショーも飛びついた。

週刊新潮によれば、福田は女性記者に対し「抱きしめていい?」「胸触っていい?」「手、縛っていい?」などとセクハラ発言を繰り返していたという。

麻生太郎は2018年4月13日の閣議後会見で、「(報道が)事実かどうか分からないが、事実ならアウトだ」と断言。ただし、「週刊誌の話がすべて事実に適合したということは言えない」と言い、口頭注意で済ませ、事実関係の調査もしない方針だ。

ところがその直後、週刊新潮のニュースサイト「デイリー新潮」に福田のセクハラ発言とされる音声データが公開された。これを聞く限り、完全に「事実ならアウト」。前代未聞のセクハラ次官は一体どんな人物なのか。財務省関係者や担当記者に取材すると、意外なことに、擁護する声も上がる。

「風貌から、若手職員の間では『ゴリラーマン』と呼ばれています。普段から下ネタは多いですが、小学生が『うんこ』『ちんこ』などと言って喜んでいるのと同じで害はない。陰湿なセクハラというより、明るい下ネタオヤジのイメージです。仕事はできるし、人望もあるので、更迭となれば残念です」(財務省中堅職員)

「週刊新潮には『勉強ができた秀才タイプではない』と書かれていましたが、国家公務員試験に5番で合格し、東大在学中に司法試験にも受かった大秀才ですよ。早くから、同期の中で次官候補と目されていました。でも、本人は決してひけらかさない。『入省時の順位なんてどうでもいい』『そんな話はにするものじゃない』と言っていましたね」(財務省OB)

福田と何度も飲んだことがあるという女性記者も、こう証言する。

「たしかに『抱きしめたい』とか言いますけど、口先だけで、本気で触ったり口説いたりする気はないですから。安心して会えるです。地位を利用して女性記者に関係を迫ったというような話も聞いたことがありません。2人でバーで飲んだ時も、が店に到着したら、カウンター席で待っていた福田は、わざわざテーブル席に移動して、隣り合わせに座らないようにしていましたよ」

とはいえ、実際にセクハラ発言をしていたのなら、どんな言い訳も通用しない。財務省担当記者のひとりはこう言う。

「被害女性はよほど嫌だったのでしょうが、セクハラが常態化して看過できなかったのなら、記者クラブとして申し入れをするとか、会社として抗議する方法もあったと思います」

麻生太郎はいつまでかばい続けるのか。セクハラ隠蔽と見られれば、麻生太郎の進退に関わってくる。


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Last-modified: 2018-04-29 (日) 12:40:58